休日の朝遅く、母からの電話で近くまで紅葉狩りに行くことになり行って来ました。
面子は両親・妹・私の4人。
たわいない話をしながら、途中でコンビニに寄ったりしながら、車は山へと進んでいきます。
「運転してる人は見ちゃ駄目~」と3人で父親をちゃかしながら、紅葉進む山の木々を見ました。
とある国道の突き当りまで車は進み、そこにある宿で降りて遊歩道ともいえないような細い山道を進み、紅葉を見ながらマイナスイオンを浴びながら、山歩きをしてきました。
そこで見える景色・・・というか、見た紅葉は、去年のちょうど今頃こっちに来てくれる予定だった元彼に見せたい景色でした。
「・・・見せたかったなぁ~」
そう心の中で思いました。
見せてあげたかったなぁ~とっても喜んだだろうな~。
そう思ったとき、何かが消えました。
幸せにしてあげたかった、
綺麗な景色を見せてあげたかった、
そう思える人に出会えたんだなと、
それは幸せなことだったんだな、と。
素直に「元彼が幸せになりますように」と、山にあった小さな神社にお参りしました。
帰り道、仲むつまじい両親を妹と見ながら、いつかあんな夫婦になれる人と出会いたいと思いました。
なんだかんだ文句を言いつつも、寄り添って歩いていける人と。