このブログに会いにきてくださり、ありがとうございます。

月曜日は、みっけシリーズをお届けしています。

以前に"日本茶"を取り上げたことがありましたが、

今回は、"茶道"に焦点を当ててお伝えしていきます。

まず、"お茶"の歴史を見てみると、

平安時代に遣唐使らによって

喫茶の文化が伝えられたそうです。

815年に嵯峨天皇に梵釈寺の永忠が

お茶を振舞ったそうです。

その後、鎌倉時代頃に栄西が

抹茶法を持ち帰ったそうで、

それから近畿を中心に貴族や武士たちの間で

抹茶を飲む習慣が広まっていったそうです。

やがて社交の場として「会所の茶」が流行しました。

接客の為の部屋に

当時流行していた唐物の絵画・墨蹟・花瓶・香炉などを飾り、

唐物の茶道具を使ってお茶を淹れていたそうです。

お茶を飲んだり、唐物を鑑賞したりしつつ、

和歌や連歌なども詠んだりしていたそうです。

その後、1320年頃に、

遊興的な"闘茶"が流行り出したそうです。

"闘茶とは、"お茶を飲んでその産地をを当てるという遊びです。

南北朝の動乱期になると、

"闘茶"はますます勢いを増していきました。

上流階級での優雅な遊びだったため、

茶会の飾り付けや置物に至るまで豪華になったり、

賭け事が行なわれるようにもなったそうで

1336年に初代将軍足利尊氏が、"闘茶"を禁止したそうです。

その後、1400年頃に、京都の東寺南大門前に

茶道具を持ってやってきて、参詣客を相手にお茶を売る

一服一銭の茶売人が出てきたそうです。

同じ頃、地侍や小領主の間では淋汗茶湯が流行っていたそうです。

淋汗とは、汗を流す程度の軽い入浴のことで、

淋汗茶湯とは、淋汗後のお客さんにお茶をすすめるものです。

1400年代後半になると、

珠光により茶の湯のなかに禅の精神が取り入れられて

”わび茶”が誕生します。

そして、室町時代の末頃に

武野紹鴎によって和歌や禅の要素が取り入れられるようになって

茶会の様子や道具の記録がなされるようになりました。

1540年頃に、千利休が武野紹鴎のもとで

わび茶を学びはじめましたが、

この千利休がわび茶を発展させ、

現代につながる茶道が確立されました。

「わび」とは茶の湯の一つの美意識であり、

質素であることの中に心の充足と美を求める思想です。

そして「さび」は、時が経つにつれてさびるように、

物寂しいさまに美しさが備わった状態のことをいいます。

「わびさび」は、日本人独特の感性と言えます。

茶道の大切な心得に「四規七則」があります。

「四規」とは和敬清寂の精神で

和やかな心であること、お互いに敬い合うこと

清らかであること、動じない心を持つことです。

「七則」とは、

客人をもてなすときに大切な7つの心構えで、

心を込めてお茶を点てる、本質を見極める、

季節感を大切にする、命を尊ぶ、

心にゆとりを持つ、柔らかい心を持つ、

互いに尊重し合うというものです。

"わび茶"では、一服のお茶のために、

亭主はさまざまな趣向、工夫を凝らして

茶室をしつらえ、道具を組み合わせ、

心を尽くして客をもてなしますが、

亭主と客が一服のお茶を通して

その空間とそこにいる人でしか味わえない

一期一会の時間を大切にしています。

今回の内容はいかがでしたか？

茶道は、日本人独特の感性から生まれたもので、

残していきたい文化ですね。

あまり触れる機会がないという方も

いらっしゃると思いますが、

これからは"みっけ"してみてください🎵

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

‶warenikaeru″

わたしたちは自分自身を

ゆるすことができ

手放すことができ

愛することができる

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わたしから
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すべてを完了させることができるのです。

無限なるゼロへ

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日本みっけ ～茶道～

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