このブログに会いにきてくださり、ありがとうございます。
月曜日は、みっけシリーズをお届けしています。
今回は、"神棚"に焦点を当ててお伝えしていきます。
日本では、家や事務所などに
神棚をお祀りする慣習がありますよね。
神棚とは、神道の神様をまつるためのお宮「宮形」に
神社のお札をまつり、神具などをお供えします。
家や事務所におまつりしていない人でも、
何かしらでご覧になったことはあるかと思います。
神棚は『古事記』に登場しますが、
天照御大神が、伊邪那岐命から賜った
『御倉板挙之神』という神聖な宝物を棚におまつりし崇めたのが
神棚の起源とされています。
神棚をお祀りすることが
一般家庭に普及したのは中世で
各家庭でおまつりするようになったのは、
江戸時代と考えられているそうです。
江戸時代には伊勢神宮にお参りする
「おかげまいり」がブームになりましたが、
「御師」と呼ばれる神職の方が、
参詣者に神宮のお札を配っていたそうです。
そのお札を納めるために
神棚の慣習が広まったのではないかと考えられているそうです。
神棚はどこにお祀りしてもいいというわけではなく、
お札が太陽の光が降り注ぐ
東、南、東南のいずれかに向くように
お祀りします。
そして、お祀りする場所は、
日常的に人が上を通る場所、
見下ろせる場所、
玄関やドアの上など人が頻繁に出入りする場所
トイレの近くなどは避けて、
天井の近くで、できるだけきれいで明るいところにお祀りします。
現在の家庭では、
神棚は1つのところが多いかと思いますが、
昔の日本の家では、
台所や井戸、玄関や大黒柱など、
家の要であり生活に欠かせない場所に
守護する神様をお祀りしていたそうです。
せんとの家では、
天照大御神だけでなく、
土地の神様もお祀りしていますし、
台所にもかまどの神様である荒神さんをお祀りしています。
祖母がおまつりしていたので、
わたしも引き継いでおまつりしています。
ちなみに、せんとは今月に台所のリフォームをしたのですが、
荒神さんの神棚の場所は、
大工さんと話し合って決めましたよ。
今回の内容はいかがでしたか?
神棚をおまつりしていない方もいらっしゃると思いますが、
毎日おまいりして感謝を伝えることで
生かされていることを実感できますよ。
おうちにおまつりできないという方も
実家に帰った時などに、
ぜひ、"みっけ"してみてください🎵



