このブログに会いにきてくださり、ありがとうございます。
月曜日は、みっけシリーズをお届けしています。
今回は、"オノマトペ"に焦点を当ててお伝えしていきます。
"オノマトペ"とは、
自然界の音・声、物事の状態や動きなどを
音(おん)で象徴的に表した語で、
擬音語(擬声語)、擬態語、擬容語、擬情語です。
語源は、古代ギリシア語の「オノマトペイア」で、
"オノマトペ"は
「対象の特徴を表す音の響きで名前を付ける」
という原義を持っているそうです。
では、ここで、種類ごとに"オノマトペ"をいくつか挙げてみます。
🌳擬声語(擬声語)
動物の音声や物体の音響を言語音によって表した語
・犬が"ワンワン"吠える
・ヒヨコが"ピヨピヨ"ないている
・ドアを"バタン"と閉める
・戸を"トントン"たたく
など。
🌳擬態語
事物の状態や身ぶりなどの感じをいかにもそれらしく音声にたとえて表した語。
・"じろじろ"見る
・"つるつる"すべる
・"こっそり"かくす
など。
🌳擬容語
生物の状態をあらわす言葉であり、直接的な行動や動作を表現します。
・"ふらふら"する
・"のろのろ"あるく
など。
🌳擬情語
感情や心理状態を表現する言葉であり、主に人間の感情や心の動きを表現します 。
・"イライラ"する
・"ウキウキ"する
・"ドキドキ"する
など。
👆に挙げたものはほんの一例で、
日本語にはほんとにたくさんの"オノマトペ"があります。
わたしたちは、
"オノマトペ"を使おうなどと
意識して使っていなくても、
意外と"オノマトペ"をよく使っています。
なぜ、こんなに日本語には
たくさんの"オノマトペ"があって、
それをわたしたちは多用しているのでしょうか。
それは、おそらく
わたしたち日本人が
イメージ力が強いからではないでしょうか。
ただ、「見る」だけだと
どんな風に見ているのかわかりませんが、
「"じろじろ"見る」と"じろじろ"をつけるだけで、
どんな風に見ているのかイメージできますよね。
簡単な言葉なのに、
イメージを映像化しやすくなりますが、
そんな音(おん)からのイメージを
共有できるということは、
日本人みんながイメージ力が強いからと
言えると思います。
わたしたちは、病気の症状を伝える時にも
"オノマトペ"を自然と使っています。
・"じんじん"する
・"シクシク"痛む
・"ビリビリ"する
など、みなさんもどんな症状なのかを
お医者さんに伝える時に、
きっと使ったことがあるはずです。
昔話にも"オノマトペ"はよく登場しますよね。
小判がざくざくとか、
どんぶらこ、どんぶらことか。
また、日本には、絵本・漫画もたくさんありますが、
絵本にも漫画にも"オノマトペ"はよく登場しますし、
"オノマトペ"はなくてはならないものですよね。
"オノマトペ"を入れることで
絵のみでは表現しきれない部分を
読者に的確に伝わるように表現することができます。
今回の内容はいかがでしたか?
みなさんもきっと"オノマトペ"を
よく使っているはずです。
自分がどんな"オノマトペ"を使っているのか、
ぜひ"みっけ"してみてください🎶
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



