このブログに会いにきてくださり、ありがとうございます。

 

名作と言われる文学作品はたくさんありますが、

 

みなさんは、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』をご存知ですか?

 

今回は、『蜘蛛の糸』を浄化の観点から読み解いてみたいと思います。

 

 

 

 

『蜘蛛の糸』のあらすじを簡単にご紹介しますと…


 

お釈迦様が極楽をぶらぶらお歩きになりながら、

 

ふと地獄の様子をご覧になられると、 犍陀多(カンダタ)という罪人がお目に止まりました。

 

お釈迦様は、犍陀多が蜘蛛の命を助けたことを思い出されて、

 

助けてやろうと蜘蛛の糸を垂らされました。

 

 

犍陀多は、その蜘蛛の糸を見つけて、助かりたいと一生懸命のぼりました。

 

途中、疲れて一休みしている時に下を見て

 

最初はかなりのぼったことを喜んでいましたが、

 

数限りない他の罪人たちもあとをつけてのぼってきていたのに気づいて驚きました。

 

そして、これは俺のだ、おりろ!とわめきました。

 

するとその途端、糸はぷつりと音をたてて切れてしまい、

 

犍陀多はまっさかさまに落ちてしまいました。

 

お釈迦様はその様子を一部始終ご覧になられていましたが、

 

悲しそうなお顔をなさりながら、またぶらぶら歩き始められました。

 



 

 

と、ざっとこのようなお話です。

 

小説を読んだことはなくても、どこかで聞いたりしたことはあるのではないでしょうか?

 

物語の最後に、

 

自分ばかり地獄から抜け出そうとする犍陀多の無慈悲な心が、

 

そうしてその心相当な罰をうけて、元の地獄へ落ちてしまったのが、

 

御釈迦様の御目から見ると、浅間しく思召されたのでございましょう。

 

 

とありますので、

 

『蜘蛛の糸』のテーマは、

 

自分だけ助かろうという浅ましい心は持ってはならないとか、

 

この世は"因果応報"だと説いているなどと

 

捉えられていることが多いようですが…

 

主宰者ひろは、『蜘蛛の糸』は浄化の観点からも読み解けると言っています。
 
 
 

 

浄化の観点から読み解くと…

 

まず、お釈迦様が垂らした"蜘蛛の糸"は、
 
大いなる存在からのフォース(インスピレーション)だと言えるそうです。

 

このブログでは、浄化をして、

 

ハイセルフ(超意識)・ミドルセルフ(顕在意識)・ロウセルフ(潜在意識)という

 

内なるセルフが"三位一体"になると、

 

大いなる存在からのインスピレーションが降り注ぐとお伝えしていますが、

 

おそらく、血の池で苦しんでいた犍陀多は、一瞬この状態になり、

 

お釈迦様が垂らしてくれた"蜘蛛の糸"が光って見えたのだろうということです。

 

物語では、お釈迦様が垂らしたのを、犍陀多がすぐ見つけたように書かれていますが、

 

ひろによると、蜘蛛の糸は、本当はずっと垂れ下がっていて、

 

犍陀多が"三位一体"になった瞬間に見えたのだろうということでした。

 

また、この細い細い蜘蛛の糸のように、

 

インスピレーションというのは、わたしたち人間にとっては、

 

わかりづらいものだということです。

 

 

 

 

そして、犍陀多は蜘蛛の糸をつかんでのぼっていきますが…

 

浄化してインスピレーションが降り注ぐと、

 

いろんなことに光が当たって、

 

自分がやらかしたことなど、見ないようにしてきたことも見えるのですが…

 

犍陀多が途中までのぼって振り返って下を見た時に、

 

見たたくさんの他の罪人たちは、

 

犍陀多がこれまでに見てこなかったデータ(創始以来の誰かの体験)たちだと捉えられるそうです。

 

お釈迦様は、たった1匹の蜘蛛を助けたことで、

 

犍陀多を救い出そうとされますが、

 

犍陀多は大泥棒で、人を殺めたり、家に火をつけたりと、

 

たくさんの悪事を働いてきましたので、

 

自分がやらかしているのに見ていなかったデータがたくさんあったのだろうと。

 

また、我も我もとのぼってくる他の罪人たちの姿は、

 

欲どうしい犍陀多そのものだともいえるそうです。

 

つまり、犍陀多が見た罪人たちは、すべて犍陀多自身の姿だということです。

 

 

犍陀多は、のぼってくるたくさんの罪人たちに、

 

「これは俺のだから、おりろ!」と言いましたが…

 

それは、他の罪人たちは自分の姿じゃないと、

 

自分の所業(データ)を受け止めなかったと捉えられます。

 

ですので、インスピレーションである蜘蛛の糸は切れてしまいました。

 

浄化の観点から見ると、

 

誰か1人が浄化をしていたら、

 

周りの人にもインスピレーションは降り注ぎますので、

 

もし、犍陀多が「彼らは自分だ」と気がつけば、

 

他の罪人たちもみな極楽へ行けただろうと考えられます。

 

 

 

せっかくのチャンスが訪れても、

 

データを見て、自分のことをかえりみて気付くかどうかで、

 

その後は変わってくるということです。

 

 

 

 

 

ひろが浄化の観点から読み解いた『蜘蛛の糸』はいかがでしたか?

 

 

管理人せんとは、国語の講師をしている時には、

 

生徒には、作品を読む時には、その主題や登場人物などの気持ちなどは

 

自由に感じてほしいと思っていましたが、

 

テストをして評価をしなければなりませんので、

 

ある程度、これはこう読むというのを示す必要がありました。

 

ですので、義務教育を受けてこられた方は、

 

この作品はこう読むものと教えられた方が多いのではないかと思います。

 

 

が、わたしたちは、本来、

 

「これってこういうことなんじゃない?」って自由に読んでいいのですから、

 

教科書に載っていた作品なんかを

 

浄化しつつ、改めて読み返してみたら面白いかもしれませんね。

 

 

 

 

今回の内容は、いかがでしたか?

 

浄化の観点から読める作品を

 

今後も時々ご紹介していきたいと思っていますので、お楽しみに♪

 

 

自分の感じることに正解・不正解はありません。

 

みなさんも、何か作品を読まれるときには、

 

他の人の評価や解釈等というデータから読むのではなく、

 

浄化しつつ、読んでみてくださいね🎵

 

 

 
 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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