刺青とスタンガン①

先日、仕事に集中するために泊まらせ

て頂いたリッツカールトン大阪の部屋

は、本当に仕事がはかどりました。

僕の事務所も、こんな風にしたいです

ね。(笑)



6年ぶりの友人が、僕の住む1人暮ら

しのマンションを突然訪れたのは、僕

が風呂上がりのビールをあおって、ソ

ファにくつろいでいた時だった。

呼び鈴で、ドアスコープから確認した

が全く誰だか分からず、ドアを開いて

もしばらくは全く思い出せないほど、

その友人の風貌は変わり果てていたの

だ。

高校生の彼は、バンドを組みパンクフ

ァッションに身を包んだ、どちらかと

言うとオシャレな青年であったと記憶

している。

しかし、目の前にいる彼は坊主頭にだ

らしのない服装で、Tシャツからはみ

出た二の腕には極彩色の刺青が描かれ

ていたのだ。

友「よう、久しぶりやな、元気やった

  か?」

僕「ずいぶん雰囲気変わったな。

  一瞬誰か分からんかったわ。

  まあ入れや。」

しかし僕は、彼が突然訪れた目的が全

く読めず、少し警戒しながら冷えたビ

ールを渡した。

彼は彼で、突然訪ねた理由を言いあぐ

ねているのか、何も話さないまま、小

さなソファに座って2人でビールをあ

おり続けた。

そのうち彼が、シラけた空気を取り繕

う様に、ベルトに差し込んだ黒革のフ

ォルダーから、角ばった黒い機械を取

り出した。

その凶悪なフォルムは僕にも見憶えが

あった。

それは、強力な電圧により相手を失神

させる凶器、スタンガンだった。

僕「何でそんなモン持ってんねん?」

友「俺は今、モンモン入れる彫り師で

  食ってんねん。

  だから、来る客にはマトモなヤツ

  がおらんから護身用に持ってんね

  ん。」

そう言った彼は、僕の目の前にかざし

たスタンガンのスイッチを押した。

すると、金属製の二つの突起からバチ

バチという不快な音と共に、青いイナ

ズマが走っていた。


-長くなるので次回に続きます。-



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本日のわらチャン。

僕「日溜まりのなか昼寝するわらチャ

  ンが、ダウンしたガッツ石松に見

  えるのは僕だけかな…」



笑「独り事を声に出すな。」



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