のうぜんかづら 五句(その二) 縁側に這ふ風ときにのうぜん花 蔓を巻きのうぜんわが家の主となり 吾がための墓所にぞのうぜん迎へたる のうぜん花いつのまにやら嫁してをり 亡きものを眠らせのうぜんかづらかな 【笑い仮面】