どうも、わらびです。

前回~に引き続き永田川の旧河道を探索していきますヨ。

 

===↓他の関連探索はこちら===

 

永田川旧河道群① 鹿倉-諸平(永田川旧河道連続探索パート①)

永田川旧河道群② 皇徳寺地区(永田川旧河道連続探索パート②)

永田川旧河道群③ 山之園地区(永田川旧河道連続探索パート③)

永田川旧河道群⑤ 七村地区(永田川旧河道連続探索パート⑤)

永田川旧河道群⑥ 向川原地区(永田川旧河道連続探索パート⑥)

旧・大城戸橋(永田川旧河道に残る旧橋)

 

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今回のパートでは中山地域を取り上げていきます。永田川水系滝ノ下川との合流地点付近。

地図中央あたりになります。

 

地図赤線が旧河道、緑線は未探索の区間です。

地図上側から探索を開始していきます。この辺りは中山町の中でも比較的賑わっている区画のひとつです。農協の支店もありますがそちらは残念ながら今年末に閉業するとのこと。

 

前回の探索終了地点より進んでいきます。正面の橋は(旧)宮下橋。

旧道に架かっている橋で、すぐ隣の現道には新宮下橋が架かっています。

旧河道はここを直進し永田川(現流路)と交差するように流れていました。

 

新宮下橋の袂、旧河道跡の敷地脇に移設された水神とその他の祠。

 

永田川(現流路)の左岸側市道脇。

一段下がっている箇所が旧河道の跡です。歩道のふくらみはかつての旧河道の線形の名残り。

 

歩道脇スペースには中山町が成立する以前に存在した中町についての説明看板が立っていました。

かつて中山町は中町という名前でしたが、鹿児島市と旧・谷山市が合併した際すでに鹿児島市側に中町が存在していたため谷山市側の中町が改名したのが現在の中山町の所以です。

 

看板裏の細い水路と民家が旧河道跡。

 

大きな市道を離れて脇道へ。

写真左の水路と奥の道路との間が旧河道の跡です。

写真の場所にはかつて橋が架かっていたようですが、このあたりの旧河道は完全に埋め立てられてしまっており痕跡はありませんでした。

 

奥に見える建物は中山温泉。その裏手の水路と駐車場が旧河道跡です。

 

やがて旧河道跡は桜ケ丘方面への市道に合流し、流れを90度変更して写真右方面へと進みます。

写真左の車が止まっているスペースと写真奥のガードレールの向こう側が旧河道跡

 

川らしさを取り戻した旧河道跡。先ほどまでの水路と比べて比較的広い幅で残されているのは、ここで現役の別の水路と合流しているためです。

それでも川幅自体は現役の頃と比べると大分狭くなっていると思います。

 

左岸側の護岸🥬。当時の物かは不明。

 

旧河道はやがて永田川(現流路)に水門で合流しました。旧河道時代はここに別の橋が架かっていたようです。

この先で永田川は滝ノ下川と合流しますがその部分の旧河道は今回割愛。

 

150メートルほど先で旧河道は再度分岐。写真奥の茂みのあたりで左に分岐していました。

田んぼ部分は旧河道跡ではないので注意(我ながらなんという紛らわしい写真)。

 

旧河道跡。この区間は現流路に切り替わった後完全に埋め戻されています。

 

自動車解体業者の駐車場になった旧河道跡。

このまま何も痕跡なくこの先で旧河道は現流路に合流します。

 

あっさりとした内容になりましたが今回はここまでとします。

次回は七村~柿ノ木田地区を取り上げていきますヨ。

 

===↓他の関連探索はこちら===

 

永田川旧河道群① 鹿倉-諸平(永田川旧河道連続探索パート①)

永田川旧河道群② 皇徳寺地区(永田川旧河道連続探索パート②)

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旧・大城戸橋(永田川旧河道に残る旧橋)

 

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