学生(留学生)さんから、なんでこんなに沢山ブログ書けるんですか?という「労い?」の言葉をいただきました。実は普段から「本のネタ」をiPhoneのメモに書き溜めたものが結構ありますので、在庫の心配はご無用!マスクは無いけどネタはある!って感じです。皆さん風邪ひかないように注意して楽しく練習に励んでくださいね〜

 

 

と、いう事で、ちょっと前にNANちゃんからの質問をアップするのを忘れてました(失礼)

 

ハートギターをこれから始める方、

ギターにもっと慣れたい方、

何をやったらいいのか分からない方、

暇な方、

 

に、オススメ、プチ練習コーナー

(とっても役に立つ)

 

照れまずは「右手から起こそう!」というネタです。皆さんは朝起きてギターを最初に持つ時、

 

左手から弾きますか?

右手から弾きますか?

それとも同時? 

 

私は右手から「起こす」を生徒に勧める場合があります。

 

キョロキョロギターという楽器は左手と右手の役割がまったく違います。ギタリスト個々のスタイルによっても違いますが、実はギターの技術は左手よりも右手のほうがはるかにに難しいことをやっています。

 

左手の働きは、音楽や演奏のスタイルが違っても大きくは変わりませんが、右手はピッキング・スタイルだけでも、オルタネイト系、フル・ピッキング系、レガート系、スウィープ系、ハイブリッド系(ピックと指の混合)、サムピック・スタイル、おまけにフィンガーピッキングなど、実に多様……。

 

それに対して、左はただ押さえるだけ…(ほんまは難しいけどその話は後ほど…)

 

「音を出すための道具(右手)」を「音を選ぶ道具(左手)」よりも先に慣れさせる、そうやってまずは両手のバランスを整えることは、やってみる価値はあります。

 

ピックを使う方は、フル・ピッキング系でもレガート系でも、まずはオルタネイト・ピッキングの練習をお勧めします。私はプリングとハンマリング大好きのレガート系ですが、ウォーミング・アップは必ずオルタネイトです。特に右手と左手のバランスにお悩みの方、この「右手を起こす」をお試しください。

 

右差し左手は使わず、ただピックで開放弦を654321弦と順番に弾くだけです。

 

Ex.1)

 

ウォーミング・アップの時は、始めゆっくりからどんどん速くしていって、右手が起きたなー?という頃メトロノームを使いましょう。(メトロノームに無理にあわせようとして力が入るのは良くないです)メトロノームは4分音符を16分音符の頭にを合わせてください。3連符でも同じように開放弦で練習してみてください。

 

右差し音符の長さを覚える練習です。弾く音はなんでもかまいません。メトロノームは4分音符のタイミングに鳴らしましょう。

 

Ex.2)

メトロノーム4分音符と自分の音符との関係を把握しましょう

 

右差しアクセントの移動です。任意のコードを押さえてストロークやシングル・ノートなどでやってみてください。譜例は1小節に同じアクセントが4回づつですが、それを3回、2回、1回と減らしていくといい練習になります。


Ex.3)

 

(4回づつ)

(3回づつ)

 

 

(2回づつ)

 

(1回づつ)は一拍づつアクセントが代わります。

 

 

その他右手の練習は星の数ほどあります。又ご紹介しますので乞うご期待!

 

 

 

てへぺろ今回の記事は

私のギター無窮動「基礎」トレーニングのコラムから抜粋編集したものです。このような「小ネタ」が幾つか載っていて本編の無窮動エクササイズの間に挟まれています。興味のある方は是非のぞいてみてください。