クリスマスが終わったのが信じられないくらい、時間が早く流れた12月でした。
ゆっくりいこう、と思っていた12月の初め。
後半、ゆっくり家にいた日はほとんどなかった。
クリスマス・イヴのクルーに選ばれて24日まで仕事。
バイトと仕事に忙しい息子と娘とは、23日の深夜に秘かに集合してクリスマスギフトの交換会をしました。
子供たちのくれるギフトが、手書きの絵や工作だった頃から、少しずつ立派なものになっていくのは、子供たちの成長の証。
懐かしさと誇らしさと感謝が、私にとってはクリスマスの大きな醍醐味です。
(息子がくれた靴。母の好みをよー知っとる。)
昨日25日はなんとかお休み。
よく眠って、アローン・クリスマスは、洗濯機を回しながら、鍵盤の練習をずっとしていました。
月末の発表会にむけて、6時間ほど練習して録画をしました。
いつも使う指や手とは違う動き。
悪戦苦闘も楽しい時間でした。
朝のうちに追いついていなかったスケジュール帳の整理をした際に目にした言葉が、今日なにか書いてみたいと思うきっかけになりました。
2023年1月のページに、
”The secret of getting ahead is getting started." - Mark Twain
とありました。
前に進むための秘訣は、始めること。
と訳すと軽すぎるのかもしれないけれど、そんな感じかなと思います。
7の年、2023年。
その初めの月は、数秘8.
7は、一週間だったり音階だったり、東洋医学の女性の体の成長サイクルだったり、一区切りの単位で用いられることが多く、
静かに振り返りをするようなエッセンスを持つ数。
隣の8は、再び動きが出てくる数。
7を8にして動かし始める感覚と、
同じ始まりの感覚である1とでは、
雰囲気が少し違うのかもしれないです。
1はまっさらからのスタート。
7が8になるスタートは、すでに背負っているバックパックの中身をより分け始めるところからの感じがします。
好きで見ていた日本ドラマ・エルピスがもうすぐ最終回。
おとといの仕事の後、ぼーっとしながらも最新話を見ていた時にハッとした言葉がありました。
体がまたどんどん壊れ始めている。
けれど、私はどこかでそれを望んでいるのかもしれない。
もしかすると、病気は”希望”なのではないだろうか。
エルピスというのはパンドラの箱のことで、その中身は果たして希望なのか災いなのか、ということがこのドラマのテーマなんだそうです。
希望とは、信じていること。
そんなふうに登場人物が言っていました。
パンドラの箱は、私たちの体だな、と私は思います。
体の中の小さな細胞や心の動きがどうなのか、自分自身がわからない。
本当に病気が希望だというのなら、
過去の自分が信じ出来上がってしまったのが、病気⁈
ならば、病気は災いでもあるが希望でもある⁈
信じるということが生み出す力は、それほど大きいということなのかもしれないな、と自分なりに解釈しながら、あの夜はいつの間にかうとうとして眠ってしまったことを思い出しました。
信じる対象を変える、という作業は、意識的にできることです。
パンドラの箱の中身は、自分の意識で、希望にも災いにも変えることができる。
”前に進めたいのなら、始めることが一番の秘策”
アバターを見ました。
私はもう一度見ることはないかな。
ひとつだけ心に留まった言葉は、
「水には始まりも終わりもない」。
意識というものは水のように厄介で、
はい!ここで古い考え方は終わり!ここからはきっぱり意識を変えていきましょう!、とできないもの。
パンドラの箱の中をぐるぐるめぐる水のようなもの達を、透析する。
英語でDialysisというのですが、科学用語的には、膜の間で巨大な分子と小さな分子を分離させることをいうそうです。
「間」とか、「分離」とか。
今年の初めにそんなことが頭に浮かんで、この一年はよくそのことを考えました。
自分の中で、ぶくぶくゆらゆらすすんでいくようなもの達を捕まえようとするけれど、指の隙間からするりとすり抜けてうまくつかめない。
そんなことを楽しんだ1年だったな―。
つかみどころのない自分でいることは、案外と強いのかもしれないです。
水のように、固まったり溶けたり上昇したり下降したり。
昇華する力。
2023年は、そんな感じもいいなー。
ちゃんと意味を知らないから調べてみたら、なかなか骨太な解説が書いてありました。
消化力ならぬ、昇華力。
いかがでしょう。
8には、そんな力があってもいいなー
よか年越しを。
Kiki
私の中では、サバンナの中を登ってくる大きな太陽のイメージの曲です。
むくむくとした感じが好きです。
私の片思い列車はゆっくりごとごと走っています。
これまで宿曜の”安壊”に泣いてきて、
なんとこの片思いは最難関の、”命”。
わざわざ選んでいない…笑
この片思い列車は終着駅がないようなので、どこかで乗り換えなければならないのかな⁈
”数秘術の人生の時刻表”
私、書くことができると思います。

