1979年製作のイタリア製ポリス・アクション「イタリアン・マフィア/仁義なき抗争」を鑑賞しました。



ミラノでマフィア同士の抗争が激化しインターポールの捜査官としてパリに出張していたパオロがミラノに戻ってくる。



パオロはマフィアの重鎮であるアルフォンソの協力を得て捜査を進めるが、レストランを経営するアカンポラが事件に関与している事を知る。



レンタルビデオブームにのって日本でもリリースされた日本劇場未公開のイタリア製のポリス・アクション映画です。



70年代のイタリア製犯罪映画でめちゃくちゃ刑事役を演じたマウリッツィオ・メルリが刑事パオロを演じ、、



いつも通りのマフィアや家族が絡む安定のストーリーが展開していきます。



70年代末期の作品なのでイタリア犯罪映画の定番だった激しいバイオレンス模写とエッチなシーンは無くインパクトには欠けますが、、



マシンガン乱射の襲撃シーンや銃撃戦などアクションシーンの数々はいつも通り楽しめます。



ポンコツのBMWを追って市街地で繰り広げられるカーチェイスと広場から美しい街並みを犯人を追って疾走する市街戦は見応えがあります。



「刑事マルク」シリーズや「フェラーリの鷹」など70年代にイタリア製アクション映画を量産したステルビオ・マッシが監督した作品です。