犬や猫がいる独居高齢者の介護問題について、1/21の朝日新聞で取り上げられていました。
ひとり暮らしの高齢者や、いわゆる「老老介護」の世帯にとって、
寂しさを解消する、心の支えとなってくれるペットの存在は大きいものですが、
ペットは機械でもぬいぐるみでもCGでもなく、我々と同じ、命を宿した生き物だという事実からこれ以上目を背け続けてはいけないことに気づかせてくれる記事の内容だと思います。
しかし、人間の介護とペットの介護は別ですから、そこをどう考えればいいのか。
ひとり暮らしの高齢者が動物を飼ってはいけないという法律はありませんが、
飼われている動物に対する社会保護についてもまた、法律には何も定められていません。
雑な言い方をすれば、「責任は求めるが、手助けはできない」 ということなのでしょうか。。
●愛猫の介護、保険(80ページ)
【記入項目】
シニア期において利用する、もしくは利用を検討している介護施設の情報
加入している、もしくは加入を検討中のペット保険
ペットの介護施設がこの先、どこまでその需要を伸ばすことになるのか。
正直、私にはまだ分かりません。
業者による経営、NPO法人による運営など形態はさまざまですが、
ホームページの料金表を見ると、特に「一生預かり」ともなればよほど経済的に余裕があって……というのが現状のようです。
ペットの訪問介護サービスについても、冒頭のような独居高齢者の世帯が今後増えていった場合には、選択肢の1つとして確立されるかもしれません。
ペット保険も、そろそろ実用的な目線で考えていく時期に来ているでしょうか。
現状、動物医療もペット介護も、費用は提供する側の「言い値」です。
病院に通いながら介護も受けて……となった場合、いったい月にどれだけの出費となってしまうのか。
もちろんペットの命は大事ですが、この先、家計を圧迫するかもしれない現実を危惧する声はまだ、表に出ていません。
老齢ペットの飼育放棄や遺棄が起きる温床を作らないようにする自衛策の1つが、保険となります。
保険については、どんどん人間水準に近づけていってもらいたいです。
通院や手術だけでなく、介護に対しても適用可能な保険があればいいですね。
当手帳でも介護、保険に関する記入枠を作りましたが、
5年後、10年後、15年後、老いたペットに対するケアサービスの体制がどこまで整備され、なおかつどこまで利用しやすいものになっているでしょうか。
……その動向によっては、改訂版でこの項目にもっとページを割くことになるかもしれません。
※次回へつづく
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