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日本の食品基準は甘すぎ ベラルーシ専門家が批判
2011年10月13日 提供:共同通信社

 チェルノブイリ原発事故後の住民対策に取り組んできたベラルーシの民間の研究機関、ベルラド放射能安全研究所のウラジーミル・バベンコ副所長が12日、東京都内の日本記者クラブで記者会見した。東京電力福島第1原発事故を受け、日本政府が設定した食品や飲料水の放射性物質の基準値が甘すぎ、「まったく理解できない」と批判、早急に「現実的」な値に見直すべきだと述べた。

 例えば、日本では飲料水1キログラム当たりの放射性セシウムの暫定基準値は200ベクレル。一方、ベラルーシの基準値は10ベクレルで、20倍の差があるという。

 また、ベラルーシでは内部被ばくの影響を受けやすい子どもが摂取する食品は37ベクレルと厳しい基準値が定められているが、日本では乳製品を除く食品の暫定基準値は500ベクレルで、子どもに対する特別措置がないことも問題視。

 「37ベクレルでも子どもに与えるには高すぎる。ゼロに近づけるべきだ」と指摘した。

 さらに、人口密度が高い日本では広域の移住は困難だとし「対策を講じるには、まず土壌の汚染を測定する必要がある」と訴えた。

 副所長は著書「自分と子どもを放射能から守るには」の邦訳出版を機に来日。14日には福島市で講演する予定。

 http://26g.jp/u/0r7UITj7

~~★例えばの話★~~

 その1)ニュース詳細
 福島のコメ、全域で出荷へ 知事が安全宣言 48市町村、基準値下回る 二本松産の一部買い上げ
2011年10月13日 提供:共同通信社

 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県は12日、ことし作付けされた県内48市町村で一般米の放射性物質の本調査を終え、1174地点全ての検体で放射性セシウムの量が国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。この日、結果が出た二本松市、三春町を含め48市町村の全域で出荷可能となった。

 福島県は59市町村あるが、残る11市町村は第1原発周辺にあることなどから作付けを行っていない。

 佐藤雄平(さとう・ゆうへい)知事は記者会見し「コメの安全性が確認された。トップセールスをして安全性、おいしさを強調したい」と述べ安全宣言した。

 収穫前の予備調査で基準値と同じ値だった二本松市の旧小浜町のコメは、本調査では基準値をやや下回る470ベクレルだった。県は同検体を含め、この農家が作付けした9アール分のコメ全量を調査研究用として買い上げることを明らかにした。

 県は先月23日、予備調査の結果を受け、二本松市を「重点調査区域」に指定。収穫後の本調査では調査地点を当初の38から288に大幅に増やし、検査態勢を強化していた。

 県内で重点調査区域指定の基準となる1キログラム当たり200ベクレルを超えたのは旧小浜町の検体だけだった。

 県は、旧小浜町の1検体だけで高濃度のセシウムが検出された原因について「水田の土壌にセシウムを比較的吸着しやすい粘土質が少なく、土壌中のセシウムを稲の根が吸収したためではないか」と推定している。

 二本松市の三保恵一(みほ・けいいち)市長は「一連の問題で、二本松のコメへの風評被害が懸念されている」とした上で「東電に対して損害賠償請求も検討していかなければならない」と述べた。

 県によると、県全体の1174検体のうち、82%に当たる964検体で放射性物質は検出限界未満だった。

 本調査で500ベクレルを超えた場合、旧市町村エリアごとに出荷が制限される仕組み。本調査の結果、基準値を下回ることが確認された市町村から順次、一般米の出荷が進められている。

 その2)ニュース詳細

 米ぬかから基準超セシウム 宮城・白石、気仙沼
2011年10月13日 提供:共同通信社

 宮城県は12日、同県白石市の一部地域で収穫された玄米のぬかから食品としての暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える668ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県は地元農家や農協に食品や肥料、家畜飼料として使わないよう指導した。

 また同県気仙沼市の米ぬかからは家畜飼料の暫定基準値(1キログラム当たり300ベクレル)を超える370ベクレルを検出。飼料としての使用自粛を要請した。

 県は白米部分に比べてぬか部分はセシウム濃度が高くなりやすいと分析。両地域からの玄米や白米の出荷は問題ないとしている。

 今秋収穫された玄米について県内381地点で行った本調査のうち、セシウムが1キログラム当たり45ベクレル以上検出された2地点を対象に、米ぬかの検査を実施した。

 その3)ニュース詳細

 茨城のシイタケ基準値超え 露地とハウス栽培から
2011年10月13日 提供:共同通信社

 茨城県は12日、同県小美玉市と土浦市で栽培された原木シイタケから、国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。市場には出回っていない。

 県によると、小美玉市で露地栽培されたシイタケから890ベクレル、土浦市のビニールハウスで栽培されたシイタケから510ベクレルを検出した。いずれも11日採取。

 県は、安全性が確認されるまで出荷や販売を控えるように両市に要請した。

 その4)ニュース詳細

 新たに10銘柄で基準値超え 埼玉の狭山茶、回収を要請
2011年10月13日 提供:共同通信社


 埼玉県は12日、狭山茶で相次いだ放射性セシウム検出を受けた全銘柄検査で、同県狭山市など5市町の9業者、計10銘柄で国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る2150~510ベクレルが検出されたと発表した。狭山茶で基準値を超えたのは計20銘柄となった。

 県によると、10銘柄はいずれも若い芽を早摘みした製品で、既に計約512キロが店頭などで販売されている。県は各業者に回収や廃棄を要請、ホームページで業者や製品名、検査結果を公表している。

http://26g.jp/u/aDzOV2AP

※全て、無知無能なる【菅直人】による人災である。野田総理も口を開こうとはしない。この後に及んでも、未だ解散総選挙をしない民主党にも、我が祖国にも未来はない。