千葉市の2009年度決算で、財政に対する借金返済の割合を示す「実質公債費比率」が21・1%となり、横浜市を抜いて政令市ワースト1になったことが分かった。


 市債の償還など借金返済のピークは15年度まで続く見込みで、市は徹底した歳出カットなどで財政再建を急ぐ考えだ。

 市財政課によると、同比率は前年度の20・1%から1・0ポイント増加。これまでワースト1だった横浜市が「千葉市より早く財政再建にカジを切った」(同課)ため、前年度の20・2%から1・1ポイント下げて1
9・1%となり、千葉市の最下位が決まった。

 千葉市の実質公債費比率が上昇しているのは、同市が1992年、政令市に移行したのに伴って税収を大きく上回る規模で道路や下水道、公共施設などの都市基盤整備を進めた結果、現在、借金返済のピークを迎えている
ためだ。このまま市債発行を続けると、同比率が25%を超え、早期健全化団体に転落する恐れがある。

 このため、市は昨年、「脱・財政危機宣言」を発令。職員の給与カットや公共サービスの見直しなど、歳出削減を進めている。

(2010年12月19日10時50分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101219-OYT1T00241.htm


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