『サルコイドーシス』とは、類上皮細胞からなる肉芽腫が、爪と髪の毛以外の全身のいたるところ (リンパ腺・唾液線・骨髄・関節・骨・血管・筋肉・皮膚・眼・耳下・神経・脳幹・髄膜…他 各 臓器)にできる病気です。

肉芽腫とは、細菌に侵されたり体にケガをしたときに、キズを治すために治癒過程にできる組織(カサブタみたいなもの)をいいます。
この肉芽腫が、ケガもないのにできるのが『サルコイドーシス』です。
原因は不明です。
(ただし、肉芽腫系・免疫系などではありません。~系と、くくれない病気です)

根本的な薬はありませんが治療薬として一般的に「ステロイド」を使用します。
人にうつったり遺伝することはありません。
厚生省の特定疾患(難病)に指定されています。

症状は、肉芽腫ができた場所により違います。
肉芽腫ができたために、 その機能が正常に働かなくなると考えると解りやすいと思います。


Ⅰ《全体の60%》が、経過観察です。
2年程で自然寛解します。
Ⅱ《全体の20%》が、「ステロイド」治療をします。
治療により2年~5年程で寛解します。
Ⅲ《全体の10%》が、「ステロイド」治療をしながら慢性化しますが、症状は安定します。
Ⅳ《全体の10%》が、全身進行型(難治性)になります。
寛解はありません。

1%~5%は、死にいたる危険性があります。

死にいたる危険性があるのは【神経・心臓・肺】です。
また、日常の生活に支障があるのは【脳・眼・呼吸器】です。
特に、『神経サルコイドーシス』は、疫学的には【100万人に1人】の発症率ともいわれる、非常に稀な疾患です。
その死亡率は、他臓器病変の2倍と高率です。

『サルコイドーシス』の日本人の発症率は、100万人に2人~3人です。


私は【100万人に1人】になっちまいました。
現在…
難治性全身進行型サルコイドーシス
発症(神経・脳幹・髄膜・眼・両肺門・リンパ腺・心臓・肝臓・脾臓・腎臓)
グレーゾーン(腸・肺・耳下・膵臓・血管・皮膚・骨・関節・筋肉)


その他に…

後縦靭帯骨化症(難病)

肥大型心筋症(難病)

睡眠時無呼吸症候群(在宅酸素 使用中)

椎間板ヘルニア(首)

CFS(難病)

…と奮闘中です。

(-^〇^-) でも、負けないもん♪♪♪