連載スタート!
【物語】WANDER LAND
いよいよ始まる
WANDER LAND STORY
気ままに投稿していきまーす
WANDER LAND
プロローグ 〜退屈な日々〜
つまらない
特別にコレと言った悩みがある訳ではない。
それなりに楽しい事もある。
それでもなんだか毎日がつまらない。
いい加減、愛想笑いにも疲れた。
でも、なんとなく笑っていればみんな機嫌がいい。
世の中をうまく切り抜けるためには必須のアイテムだ。
大人になるにつれ自然と覚えた世の中の渡り方、いわゆる処世術。
思った事を言って嫌な思いするよりは、少し我慢して適当に笑ってやり過ごす方がいい。
波風はあまり立てたくない。
それが私の生き方なのだ。
毎朝決まった時間に起きて、会社へ行って仕事をする。
仕事が終われば、一人暮らす誰も居ない家へと真っ直ぐ帰る。
ごくたまに、同僚や数少ない友人とご飯食べにいく事はあるけれど、ほとんどの日々は家と会社の往復で終わってしまう。
もちろん彼氏なんていない。
『もちろん』とは変な言い方だけれど、私の中ではそれほど当たり前の事となっている。
これまで付き合った人や気になる人がいなかったわけじゃない。
それなりに恋愛もしてきたつもりだ。
ただ私は、相手との距離が近くなり過ぎると、その関係から逃げてしまう癖がある。
距離が近くなるほどに、
大切なモノはいつも私のもとから離れていく。
そんな感覚がしてとても怖い。
だから付き合いは長く続いた事はない。
出逢いがあっても、あと一歩が踏み込めず自然消滅してしまうのがオチ。
はたまた、付き合ってみたら典型的なダメ男で、いつの間にか『都合のいい女』になってたと言う黒歴史もあった。
恋愛はもういいや。
今は誰かと特別な関係を持つことが、とても億劫に感じてしまう。
夢...?
夢なんてもう忘れちゃった。
子供の頃...私はどんな夢を描いていたんだろう。
そんな事も思い出せなくなっている。
遠い遠い過去へ、描いていた夢を置いてきてしまった。
何の取り柄も無い、趣味もない、彼氏もいない。
これと言って面白い事も変わった事もない退屈な日々。
私はこれまでの年月を、ただ何となく過ごしてきてしまったようだ。
そしてきっと、代わり映えの無い退屈な人生をこの先も過ごしていくのだろう。
『これで良かったのかな...』
小さい頃に願った夢はなんですか?
やりたいことを我慢して
やりたくないことをやり続けて
そのまま人生終えますか?
あなたが
本当に表現したいことを
一緒に叶えよう
子供みたいに
笑って泣いて感動しあえる
仲間になろう
私は何でもできる
I can do anything
何でもなれる
Be anyting
何でも創造する
Create anyting
どんな夢も持てる
Dream anyting
気軽にあなたの望む人生を
WANDER LAND
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