tam の窓 
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>
2018-05-19 13:06:03

水浴び

テーマ:ブログ

雑誌をめくれば必ずと言っていいほど健康を扱う特集が掲載されている

 

テレビCMでもラ○ザップだの腹筋鍛えるパッドだのサプリメントだの減塩だの

 

その昔、大人の嗜みだったはずの酒やタバコは肩身狭いところにところに追いやられ

 

時代は空前の健康ブームといえるだろう

 

それ故に誰だって一つ以上は健康になるための習慣や心掛けを実践しているようだ

 

 

私も健康のために続けていることがある

 

かれこれ2年半毎日欠かさずに…

 

 

 

それは冷水浴びである

 

 

 

そうシャワーの青マークの蛇口のみひねり

 

降り注ぐ冷水に己の身を投じるというもの

 

ただそれだけである(約3分)

 

 

 

僕は基本的に風呂から上がる直前に行う

 

最後は水で締めるというわけだ

 

 

 

 

 

始めた頃は真冬だったので億劫に思うときもあったが

 

今ではすっかり習慣になってしまった

 

それをしないと気持ち悪いくらいだ

 

 

 

ただ極寒の冬の時期の胸や背中に浴びるときは

 

あたかも滝修行のように

 

「ゔ~~ん」と唸るような声が出てしまう

 

聞かされる住人はさぞ不気味であろう

 

 

 

やり方や効能などはネットにいろいろ掲載されているので

 

興味ある方はどうぞそちらでお調べください

 

ただし、水浴びは温まって広がった血管を急激に収縮させる行為のため

 

心臓や血圧に問題がある方はやらないでください

 

 

 

 

私流のやり方を紹介いたします

 

 

※基本は心臓から遠いところから徐々に慣れさせ近づけるイメージ

 

順番は①右脚の付け根(前)から始めて10秒かけ続ける

      (太ももや脛、足の甲まで万遍なく行き届くように)

      続けて左脚の付け根(前)10秒

      

      脚の裏面(お尻あたりから)も10秒ずつ

 

    ②腕から指先までの表裏 それぞれ10秒ずつ

 

    ③頭(頭頂→側頭両側) それぞれ10秒ずつ

 

    ④胴体 表裏 それぞれ10秒ずつ

 

 

 

直後の体表面は冷たくなるけど大丈夫!

 

体内では急いで身体を温めようと、血流を促進するさせるので

 

段々とポカポカしてくるのが実感できます

 

 

あと風呂上がりの湯気とともに肌の水分が逃げるのも防げます(冬の肌のかゆみにも効果的)

 

毛穴も引き締まり肌も調子いいです

 

おそらく血管も伸縮されて若い血管へと鍛えられます

 

 

 

ただし真夏は水温自体が高くなっているため

 

水のパンチが弱く、ただただ心地よい水浴びになってしまいます

 

 

 

ほとんどお金もかからなくて

 

氣合いさえ入れれば誰でもできます

 

お試しあれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017-05-10 18:00:49

マラケシュ

テーマ:ブログ
あちこちから漂ってくる旨そうな匂いにまぎれて

砂塵臭、漢方臭、アンモニア臭、腐臭までブレンドされ

嗅覚をかき乱す


人でごった返した露店通りを進めば

呼び込みの凄さと

差し込まれるような他人との距離感に疲れる

そしてまた、押されるように詰めてくると思えば

そこのけとばかり

山盛りの荷物を載せた荷車を引くロバが

鞭にうたれながらダルそうに過ぎていく




ここはモロッコ最大の都市マラケシュ

なかでも一番の繁華街であるフナ広場





レンガ色に統一された建物をバックに

無数にちりばめられた電球が

幻想的な朱赤な世界を生み出す

そんな褐色のフィルター越しに

百花繚乱な色使いと模様の

衣装や果物、民芸品が浮かび上がる



決まった時間になると

音質の悪い拡声器のようなスピーカーから

割れた大音量で呪文のようなコーランが響く

舗装されていない道路に砂埃越しの風景



イスラム教徒がほとんどという

この街では

女性は皆んなヒシャブという布で頭を覆い

顔は見える人もいれば、目だけしか見えない人もいる




昔、松田聖子がマラケッシュという歌で

迷路の街と歌っていた通り

旧市街の商店街にひとたび入れば

地図片手に歩いていても迷う

割と方向感覚しっかりの僕でも迷う



真っすぐ進んでるつもりが

いつの間に逸れたのか

この地図が曖昧なのか

迷い迷って

見知らぬ地で途方に暮れそうになる



それにしても商売熱心なことだ

しきりに声をかけてくる感じが尋常じゃない

神戸で言う元町高架下の商店街の

各店の店員がほとんど

通路に立って声をかけてくるイメージ

しかも各々

その人が唯一知っているであろう

日本語で声かけるもんだから

タチが悪い

しかも大半がブーム終わった芸人のギャグだ




「そんなの関係ねえ」とか「ワイルドだろう?」

ならまだしも

「アイーーン」「ダメだこりゃ」「友達の輪」

など古典的なものもある





笑うと負けるような思いで

ポーカーフェイスでやり過ごす



いったいこの人たちの

日本人観って・・・






そしてここらの観光名物といえば

どうやら砂漠ツアーとラクダ乗りらしく

しきりにしつこく声をかけられる日本語で


「サバク、サバクどう?」

「ラクダ、ラクダのる?」



ノーと言っても冷たくあしらっても

ずっと付いてくる

そしてやっと諦めたと思ったら

次の奴が砂漠ツアーの勧誘に来る

ノーノーとキレ気味に言っても

手で払うようなジェスチャーしても

どいつも本当にしつこい



余りにもしつこいのでふと

行ってもないのに嘘で

「行った、行った!」

日本語で言ってしまった




すると、残念な表情を浮かべながら

「オー!イッタ?」

と言いながらスッと引き下がったのだ



これは使えると味を占めた僕は

あらゆる勧誘に

「行った,行った」と笑顔で言い続けた

これが効果覿面

みんな瞬殺で引き下がってくれた




2年間レッスンで習ったフランス語を

少しでも使えるようにとモロッコを選び

マラケシュでいちばん発した単語は



「行った、行った」とは・・・







































先進国にはない活気と
2016-04-13 12:26:46

カサブランカの兄ちゃん ②

テーマ:ブログ
家の前まで案内してくれたあと

おなか空いてないかと聞かれた




予定の電車2本ずらして3時間も

迷所?案内されりゃ腹も減る



近所に旨くてリーズナブルな

魚のフライ屋があるというので

少し遅めのランチ

ねぎらいを込めてそこはご馳走した

その時点ですでに4時間も経過していた




そしてやっと、やっと電車の駅に到着

最初に値段交渉した額を支払うと

全然足りないという

身振り手振りとアラビアなまりのフランス語で

兄ちゃんが言うには

成立した金額は@1時間の値段なのだそうだ

ということは掛けること4時間分

コスパとして考えるとずいぶん高い



なるほど!どうりで無駄なモールやら

散歩やら食事まで

小一時間のつもりが4時間引っ張った訳だ

無駄に時間を延ばされたことに

腹が立ってきた

さっきまでの親しげなムードとは一転

不穏な空気が立ち込める



それでもこんなとこで

もめるフランス語も見当たらず

釈然としないまま

大人な対応できっちり支払った




台無しになった時間と思い出

むしゃくしゃした気持ち

こんなやつ

早く目の前から消えてほしいのに

最後まで妥協せず

キャリーをトランクから降ろしてくれて

切符買うまで荷物見ててくれるという

どうやらボッタうえにチップまで

ねだる魂胆か



切符売り場にて

「アレ ア マハケシュ」

どうやら通じたようで

次に聞かれることはおそらく

席の1等か2等のことであろうと

指で2を示した



チケット渡され200DH(ディルハム)の表示

あれ?聞いていたより高いな‥と思いながら

お金を支払いチケットをもらう

確認のため兄ちゃんに見せると

「気持ちは嬉しいけど僕は一緒には行けないよ~」



「・・・・」  “ 怒!!!”

どこまでもフレンドリーな気質なのか

ボラれ機嫌損ねている僕の怒気は伝わってなかったようだ




2枚渡された券は

実は同じチケットが2枚

2等席を指で示したつもりが2人と捉えられていた


慌てて窓口で1枚返金してもらう

モロッコの物価で100DHはデカイ

さっきボラれた額はもっともっとデカイ



兄ちゃんは重いキャリーを持って改札も入り

階段も運んで

この位置が2等車の入り口だよと

ホームの乗り場で一緒に電車を待っている

はいはい、チップ貰いたいんだよね~と

兄ちゃんのあざとさに苛立ちながらも

ここまでトランクを運んでくれたことには変わりない

チップのDH札をポケットに用意しておいた




ようやく電車が到着!

やっとこの兄ちゃんとオサラバだ



気を取り直し

お酒でも飲みながら

のんびりゆったり、たまにウトウト的な

マラケシュまでの車窓風景を堪能する旅の予定




・・・のはずが


窓超しに見える車内の様子は

乗車率150%くらい、席は満席、通路も立っている人でびっしり

通勤ラッシュの山手線か!?

果たしてキャリーと僕のつけ入る余地はあるのかと思っていたとき

兄ちゃんすかさず僕を乗車口に引っ張っていき

急いで乗せようとしてくれた



周囲に謝りながらキャリーを押し込み

そして僕の入るスペースまでつくり乗せてくれた

そして、じゃあね!とばかりに立ち去ろうとするので

あわててチップを渡そうとすると

強く、ノー!と拒み

電車から降りて行った



満員の車内から兄ちゃん見ると

前の方空いてるぞとゼスチャー

大きいキャリー引きずっての満員通路

椅子取りゲームは当然ながら間に合わず

外に目をやると兄ちゃん大げさに悔しいリアクション

それから発車して見えなくなるまで

笑顔で手を振ってくれた




あとで知ったことだが

モロッコでは騙すとかボッタくるという概念ではなく

自分の仕事にこれだけの価値を付けてくれたと喜ぶ

誇り高い職人気質なのだそうだ



途中、僕は猜疑心と苛立ちから不穏な時間が流れた

今となっては交渉の際、彼がどう言ってたかはわからないが

彼なりに最後までこれでもかと

心地よくさせてくれた




僕は反省した

彼に向けた怒りの感情に後悔した

思い返せば顔から火が出そうだ


ホームで手を振る兄ちゃんの笑顔が

いつまでも残像として脳裏から離れなかった



1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス