1980年代、90年代に、ポールは当時のイギリスの人気パンクバンド、エコー&ザ・バニーメン（Echo & the Bunnymen）と共にイギリスとアメリカをツアーで回っていました。
あるとき、そのバンド仲間がポールを連れ出し、道路に紙を置いて、その紙の上からクレヨンでこすってちょっとしたアートをポールに作ってみせたのです。
それから、ポールがロサンゼルスに住み始めてから、マンホールの蓋などを題材にして、バンド仲間が見せてくれたようなやり方で、作品を創るようになりました。
そして、ポールが有名人通りで作品を創っていたとき、ひらめいたんです。
「この有名人通りの星型プレートを題材に作品を創ってみよう」と。そこで、彼はマリリン・モンローを選んで、作品化してみたのです。
彼はさっそく、その翌日にそのマリリン・モンローの作品をハリウッド商工会議所に持参しました。商工会議所のスタッフがポールの作品のコンセプトと質の高さを気に入り、歓迎してくれました。
そして、彼らは有名人通りのライセンスを所有する会社を紹介してくれて、その会社との交渉の結果、ポール・プライスだけが、有名人通りの星型プレートを作品として作成できる独占権を認められたのです。
以下の書面はハリウッド商工会議所、CMG社（ライセンス会社）とポール・プライスとの間で取り交わされたライセンス契約書の一部です。これにより、ポール・プライスはウォークオブフェイムの星型プレートを作品化する独占権を獲得しました。
ウォークオブフェイムのスターの星型プレートを作品化できるのは、世界中でまさにポールだけなのです。
