はいはいどもですぅ
僕イニエスタです
おゲンコにしてますか、おきゃくさーーーん
本日もラギッド&オルタナティヴに、こーしんこーしんこーしんちゅ~~っです
みなさんは、フィリッパ・フットの唱えた「トロッコ問題」ってご存知ですかぁ~?
そもそも、トロッコって何?ってヒトもいるかもしれませんね・・・
トロッコは鉄道で物資を運ぶ際に使用する運搬用車両といえばよいでしょう。
今はほとんど見ることがないかもしれませんね。
さて、トロッコそのものがここで重要なのではありません。
その先に置かれた状況が問題なのです・・・
もし故障などで制御が効かないトロッコが進んでいたとしましょう。
その先に見えるのは5人の鉄道作業員です。
ちょっと手前には進行方向を変えるレバーがあります。
レバーで切り替えれば別ルートに繋がる仕組みです。
しかし切り替えた別ルートには、1人の作業員がいます。
そんな状況ながら、トロッコは猛スピードで加速していたとしましょう。
下手するとけが人や死人を出す事故になりかねません。
ところがルートの2方向に「5人」「1人」の人々が・・・
あなただったら、レバーを切り替えて5人を救いますか?
あるいは、1人の作業員の命を救いますか?
1967年、フィリッパ・フットという女性哲学者が考えたものです。
5人を犠牲にするのか?1人を犠牲にするのかの選択肢を強いられています。
これについて、明確な回答は一切ないのが重要なのです。
当然でしょうね・・・命の重さと人数は、必ずしもイコールじゃないでしょう。
もしモンキー・D・ルフィや孫悟空なら、不可能を可能にし「両方助ける」でしょうね。
そんなこと、アニメや漫画の世界です。
現実にそういう状況になったと仮定し、今のあなたならどうするかというテーマです。
やがて、ハ―バード大学哲学講義「JUSTICE」でマイケル・サンデル氏が展開しました。
大学講義にて、学生たちが各々の考えや意見を交わした熱い内容が繰り広げられています。
きっとこの答え、すべての人々が納得できる正当な回答などは永遠に出ないでしょう・・・
それくらい、深くて難しいテーマです。
つまり、正義ってそんなに生易しいものではないということでしょうね。
倫理的・普遍的には、正しいことを誰もが分かっているつもりなんです。
しかし現実の世界でふたを開けると、各々が考える勝手な正義があります。
これは正論とも言い換えられるでしょう・・・
この一見、正論めいたものが、果たしてすべての世の中に通用するのかです。
正義は、
タイミングと環境・状況下で
少しずつ歪んだりズレている
おそらく、ここから先の答えには、誰も踏み込めないですね。
子供の頃、テレビで視た正義のヒーローの行いは単純でした。
悪い組織に敢然と立ち向かい、怪人などをことごとくやっつけるだけですから・・・
しかし大人になると、一人の正義が誰かにとっては疎ましく邪魔だったりします。
独り善がりな正義ほどやっかいで、高齢化社会になるとますます増えることでしょう。
新しい問題の噴出地点になりかねません。
やがて紛争や内戦、戦争になるきっかけは、誰かの歪んだ思い込みの正義からです。
そのことを知っておくだけでも、少しは生き方や考え方が違ってくるのではないでしょうか?
とくに宗教観の違いが、風習や政治をも確立してしまいます。
聖地を奪い合うため、自分たちこそ正義だと思い込んでいるのです。
醜い争いはどこかの国で、今も続けられています。
先日、選挙もありました。
各候補者の思う正義感や倫理観は、果たして選ぶに値したのでしょうか?
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