いぇじんのつぶやき「争わない道」 | walk9/韓国巡礼

いぇじんのつぶやき「争わない道」

争わない道を、これ以上破壊と搾取の連鎖をしない選択を、そう願わずにいられません。

先週、非戦を選ぶ演劇人の会が主催するピースリーディングに行ってきました。
そこで、あらためてイスラエルとパレスチナの問題に触れて、今、わたしたちが生きているこの時代にも、人が簡単に殺され、人が人として扱われず、自由と希望をもって生きられないという状況下にいるということを、知識として感情として全身で受け止めるそんな時間を持つことができました。

それは、とても辛いことだったけど、だからこそ、今の私には必要だったと思います。

そして、ただ辛い現実だけでなく、イスラエルの元兵士が「沈黙を破る」という行動を起こしていることを知って、人間の良心や「善」を信じていくこと、どんな状況においても希望を捨ててはいけないと強く思いました。

フト、思い出したフレーズがあります。


やさしさや思いやりがむなしいものになりはしない
あきらめず、信じて、いのちのきずな守ろう


これは、私が高校3年生になる春、自らいのちをたってしまった友人がその一年前に、作った詩の一部分です。
この詩を作った友人は、純粋に社会に起こる非人道的なこと、悲惨のことを悲しみ、憤っていました。
でも、自らいのちを絶ってしまった・・・。この出来事は私の心に大きな何かを残しています。

彼が憂えた社会の問題はなんら解決してないと思います。

それを構成している自分の責任。

目を背けてはいけないと思います。


目を背けず、人間の弱さに向き合い、傷に触れ、傷みをわかちあい
そして、喜びと希望を創造し、共有し、つないでいく・・・。

そこから本当の平和な未来が作られていくと信じます。

walk9、スタートまであと14日。