こんにちはニコニコ

 

絶賛義母自宅看取り中OKびっくりマーク

 

日々様々に気づかされることがありますうさぎ

 

 

 

 

 チームを動かす力

 

現在

「チームミトリ」

 

運営中です爆  笑
 

昨日からもう一人の義姉さんと義姉さんの

長女が来てくれて、週末泊まり込みできて

くれているニヤニヤ

 

チームメンバーが多い方が一人の負担が

減るのがチーム爆  笑

 

先週、甥っ子さんが訪ねてきて、認知症の

義母から甥っ子さんの名前がでたそうな。

甥っ子さんの奥様の名前もでてきたそうな。

 

記憶がつながる瞬間も人の感情と結びつく

ものなのだとつくづく思ううさぎ

 

甥っ子さんご夫婦は感慨深そうに話して

くれて、甥っ子さんご本人は、私にも

「お姉ちゃんを見てくれてありがとう」

 

と頭を下げていた。

 

親戚関係で言うと、甥っ子さんのお父さんは

義母の兄だから、「叔母」なのだが、甥っ子

さんが生まれた時は義母は12歳。

 

年の離れたお姉ちゃんという感じで、同じ

屋根の下、姉弟のように育ち、義母もその

甥っ子さんをたいそうかわいがっていた

らしい。

 

そういうこともあって、記憶がよみがえる。

しかも、認知症の義母は自分で建てた自宅

よりも、自分の生まれ育った家の方が「自宅」

だと思っていて、「迎えが来るんだ」と

言っていた。

 

それはやっぱり感情の記憶なのだと思う。

小さいときの強い感情であり、心の拠り所

でもあるのだろう。

 

その心の拠り所の家には、甥っ子さんが

いるのだと思う。そして記憶がよみがえった

のだろう。

 

それから急に元気になり、ゼリー状の

栄養食を1回に5個も食べるくらいの回復

を見せて、周りを驚かせた義母だったびっくり

 

 

 

 

 義母の状況

 

母が亡くなった時は、突然の死だったので

とにかく、暑かったし、お葬式のことを

考えるので精一杯だった。

 

義父が亡くなったのは3月。誕生日を目前

に突然逝ってしまった。それで、お葬式

を考えるのと、その後すぐにコロナで

外出や人が集まることに制限がかかり、

四十九日などもごく少ない人数にて行う

状態だった。

 

そしてまだコロナ渦ではあるが、義母は

看取りという形で家にいる。

 

本人の意思はどこかにあるのだろうが、

しゃべれないのと、認知症と脳梗塞の

後遺症はなかなかつらいようで言葉は

普通の言葉が出てこない。

 

私が聞いても「よくわからない」ことも

多く申し訳ない感じ。

 

ただ、義母ははっきりしている人のようで、

食べたいなら口が開くし、食べたくないなら

口を開かない、または「もういいよ」と

言ったりする。

 

そんな状態で今日になって、義母の体温

が高くなった。37.3℃だったらしい。

 

先週は37℃にならなかったのに、やはり

食べたいということで口が開くから

食べさせると誤嚥してしまうのだろう。

 

死にゆく人を見ていて、本来人間は

当たり前のように生まれて

当たり前のように死ぬ

そういうものだけど、最近は死ぬという

事にあまり遭遇することがなかったり

する。

 

施設で看取られる場合は、実際に最期

に家族と会うことなくなくなる人も

多い。

 

その点、義母は本人の意思が通じて、

家に戻って来たのだろう。

 

 

 嚥下検査

 

嚥下の検査をしてもらい、ファイバー

スコープを鼻から通して中の状態を

見せてもらった。

 

義母も人が来たり、機材が入ると、緊張

してしまい、いつもだと飲み込める物も

飲み込めない状態になったりしていた。

 

ただ、飲み込んだものが簡単に肺の方に

入ってしまうことも画像で見られたので、

歯科の先生も

 

「入っちゃってるね~」

 

とポツリと言っていた。

 

嚥下能力というのは、食べたものや唾液

などが、気管に入らないようにする、

実はものすごい難しいことをやって

のけている能力なのだびっくり

 

そして、健康な人でも、誤嚥する。子供

でも誤嚥して、唾液や飲んだものなど、

気管の方に行ってしまった場合は、

 

痰として出す。

咳をして出す。

 

主にこの2つの方法で間違って肺に入った

ものを炎症が起こる前に、体の外に

吐き出しているのだ爆  笑飛び出すハート

 

改めて、ものすごい能力だとおもうニコラブラブ

それを義母が教えてくれたということだニコニコ

 

私も最近、嚥下がうまくいかないときが

ある。

 

よくゲホゲホしたり、飲み込んだものが

 

「変なところに入った~」

 

と思うことがよくあるキョロキョロ

 

人間の体は本当によくできているという

ことを改めて見直す機会になっているうさぎ

 

 

 

 

 家族チームミーティング

 

義母、誤嚥の可能性大滝汗

 

でも、胃ろうをしないことに家族で決めた。

これはみんなが後になって後悔しない、

困らない、両方の面から、話し合って

決めたことだグッド!

 

ただ、自宅で看取るのはなかなか精神的、

肉体的にも厳しい。

 

私も仕事をつづけながら、義母の世話を

続ける義姉さんのサポートを続けるが、

なかなか体がきついのは確かだ滝汗

 

常にからだがだるいニヤニヤ

 

そして、義母が自宅に戻って1か月が過ぎ

ペースはつかんだものの、だんだんと

胃の調子が悪くなることもしばしば滝汗

 

私のことはさておき、義母はというと、

嚥下能力が低くなると、飲み込んだもの

がかなりの確率で気管に入る。

 

これはもう当人も止められないドクロ

 

でも、胃ろうもしていない、点滴も栄養

がほぼ入っていないので、口からのもの

を欲しがる。口が開く。

 

おそらく空腹を感じているからだろうニコニコ

 

でも、食べる、飲み込む。

このことが命取りになる、まさに苦渋の

選択になる。

 

じゃあどうする?凝視

 

中心になって介護している義姉さんは看護師

の資格があり、臨床経験もあるが、自宅で

看取るという意味で初心者だ。

 

だから、訪問看護師さんとよく話をしている。

訪問看護師さんは、沢山の利用者さんを見て

いるから、だいたい人間の体がどうなって

推移するのかは場数が多いのだ。

 

そして、義母が空腹で、「食べたい」と

口を開ける。

 

義姉さんとしては食べさせてあげたい。

 

でも、食べる事=誤嚥の危険性=死因

 

そういう図式のリスクのもとでやるしか

無いわけで、だからこそ、夫やもう一人

の義姉さんがいるときにミーティングニコニコ

 

そしてそこに私も呼ばれたわけだ。

 

でも、やはり思うのが、最後まで、みな

チームで話し合い、チームで同じ思いで

やり遂げること爆  笑飛び出すハート

 

思いがバラバラで誰かの思いだけで、

ことをすすめるのではなく、また、

誰か一人だけが重荷を背負うのではなく、

みんなで分配していく。

 

そして感情も共有していくのが望ましい。

 

いま、そうなっているみたい。

私も後方支援で、何ができるかというと

大変ではあるが、買い出し時に多く食料

を買って、6人分だろうが8人分だろうが

作って持っていく。

 

結局介護にあたる人は、自分のことは

後回しになるから、自分の食事まで

考えられないことが多いからだ。

 

あとは、言っていないけれど、

「チームミトリ」

を運営している。うまく動くようにチーム

の意思疎通ができるように動いている

つもりだニコニコラブラブ

 

色々な意味で、学びが大きい。

疲れから感情がもつれていろいろなこと

が混とんとしたり、意味の分からない

不満がこみ上げることも正直ある滝汗

 

それは、最小限、夫にある程度伝える

ようにはしている。

 

まあ、夫も週末はいろいろ掃除をしたり、

義母のことを見たりしてくれるし、平日

も仕事の時以外は、頑張って義母の

面倒を見てくれている。早朝や夜など。

 

そうやって、誰か一人が背負うことで、

ストレスをためないようにみていく

事が私の役目かな、と思うが、とにかく

最近は体が疲れる笑い泣き