義父がちょっと最近元気がない。
持病に加え、検査でひっかかることがあり、さすがに落ち込んでいるのだろう。
夫曰く、義父は仕事の愚痴を家で話したことがないという。
俺はすぐに顔に出るから、そんな親父をすごいなと思っていたと。
ところが、定年退職し仕事バリバリだったのが、自由過ぎる時間と辞めてすぐなかなか言うことをきかなくなった体とで、思い通りに行かないことが増えて来た。
人間だもの。弱音を吐きたくもなる。
だけど、義母は弱音を吐く義父に慣れていない。
義父はもっと優しく聞いて欲しいのに、大丈夫よー!と突っぱねる。
今まではあまり話すことがなかったという夫と義父。
サシで30分以上向き合って話したらしい。
そんな話を素直に私にする夫。
ありがたい。
私と夫はまだ出逢って2年と少し。
結婚してからはまだ2年経ってない。
それでも、たくさん本音で話して来たと思う。
弱音はたくさん話したし、夫の弱音も聞いて来た。
その度に突っぱねもしたし、寄り添いもした。
冗談で笑いあって、笑い飛ばしもした。
それが出来る夫婦って、意外に少ないのかもしれない。
表も裏も、素を出し合うって人間らしく生きる課題かもな。
義父が夫に弱音を吐けたこと。よかった。
また新しい家族の形。
今まで助けられて来た夫が親に返す番。
夫が接着剤になって、義父も義母もまたたくさん笑えたらいいな。
うちの娘も、スマイル増強剤として活躍するだろう☆