私は自分の存在意義を、優秀であることだと思い込んでいました。

 

優秀であるから、愛される。

優秀でなければ、愛されない。

 

失敗するのが異常に怖くて、失敗した時には、消えていなくなりたいと思うほど嫌でした。

 

その根底には強烈な劣等感があり、いつも自信がない自分がいました。

だから優秀であらねばと思っていも、結果的に劣等生でした。そうなると、余計に優秀であらねばという思いに拍車がかかり、焦りや不安が蓄積されていきます。

 

そんな自分を隠して、せめて優秀であるフリをする。

本当の自分がばれて、相手にされなくなるのが嫌で、いつも仮面を被っているから、積極的に発言もできないでいました。

 

 

 

よく考えれば、周りが私に求めていることって、優秀であることばかりではありません。まじめであること、ゆとりがあること、継続力、一緒にいて楽しい、安心感などいろいろあるものです。

逆に嫌がれる理由も無愛想、大人しい、自分勝手など、これもいろいろあるものです。

 

なのに、いつもできる自分でなければならないと思い込んで、自分勝手にプレッシャーを感じていました。

 

nTechのセッションを通して、なぜそうなってしまうのかの仕組みが分かりました。

 

そして、優秀でなければ愛されないと思い込んでいる自分を手放すことができた時に、すごく楽に振る舞うことができるようになり、いろいろな方面での力を伸ばす目が開けました。

 

何かをプラスする前に手放すことの大切さを実感。

自分勝手な思い込みを手放そう。

 

川名 哲人