最近、養老孟司さん著書「バカの壁」を読み始めました。

 

ひとつ映像を見ても皆感じ方が違う。

 

言われてみれば当然と思いますが、日常のコミュニケーションとなると少し話は違ってきます。

 

自分が伝達したことを相手が忘れている、伝えたいイメージと違っているなんてことが起こった時に、何で分からないのだと相手を責めたり、自分の伝え方が未熟だったのかと自分を責めたりしがちです。

 

自分の言葉も相手の言葉も映画と同じで、映画の製作者の意図とそれを受け取る人の受け取り方は千差万別です。

 

映画を観ているよな感覚でコミュニケーションを取れたら、少し気が楽になるのかもしれません。

 

川名哲人