年を取ってから美味しく感じるようになった食べ物のひとつに、柿がある
子どもの頃は、自宅の庭に、柿の木があった
柿は珍しい果物ではなかった
むしろ、少々苦手だった
庭に熟した柿が落ちているのを、気づかず踏んづけてしまったことが何度かある
気持ち悪かった思い出の方が先にある
庭の柿は、さほど美味しいと感じなかったなぁ
ところが、ここ数年、スーパーで柿を見つけると、私は、とりあえず、2,3個はカゴへ入れる
特に、ジューシーでもないし、甘みも強いわけでもない
ほのかな甘さに罪悪感が薄れるし、シャリシャリとした食感に満足感がある
子供らには不評だが、私が食べたいので買う!
昨夜は、林修のテレビ番組で、さんざん柿の話をしていた
柿は、随分と健康に良いとのこと
柿は、みかんよりも苺よりも、ビタミンCが豊富らしい
(予想外だった)
そんなこともあってか、柿は、風邪予防、さらに、インフルエンザ撃退もしてくれる優れものらしい
番組内では、柿生産農家の婦人方が、白和えやポテトサラダに柿を使っていた
また、柿の天ぷらは、専門家に言わせると、一番良い調理法だとか
熱を加えるのが良いらしい
きっと、こんな料理を私が作ると、家族に嫌がられるだろうな
当面は、ありのままの柿を、ありのままの姿で、主に私がいただこう(笑)