病院探しの旅 その007 | 横浜 乳がん嫁日記+歯科医師日記+猫日記

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乳がん手術2011年に受けた妻と、歯科医師のダンナのブログです。あと、飼い猫の沙耶。

 さて、妻が手術方法について悩んでいた点ですが、全摘といって、おっぱいを全部取ってしまうことは、ガンの大きさから最初から決まっていました。

 では、どこで悩んでいたのか?

 乳首を残すか否か、です。

 おっぱいを全部切り取ってしまう方が手術方法としては簡単だし、取り残しもありません。

 ただ、スパッとおっぱいを切り落とすと、おっぱいの再建の時に、乳首も作らなければならないのです。

 妻がこだわっていたのは

「ガンはおっぱいの内側にあるのだから、皮と乳首は残したい」

という点でした。

 おっぱいをぶどうのようなものと考えると、実=ガンの部分だけ取って、ぶどうの皮の部分は残し、中にシリコンとかをつめれば、極力形を変えずにおっぱいを残せる、という考えの治療法です。

 難易度としては、かなり高いと思いました。

 だからこそあちこちまわって、やってくれる先生がいる病院を探していたのです。


 私はおっぱいの形や乳首にこだわるより、再発の可能性を少しでも下げられるのなら、スパッと切った方がいいと言ったのですが、乳がんの温存手術(なるべく小さく切って、おっぱいを残す方法)がアレコレ研究されているのをみると、やはりおっぱいは女性にとって大事なものなのでしょう。



乳がん嫁日記

水中の妻。新婚旅行にて。