改めて書いてなかったけど、私はバツイチである。
大学出て直ぐに結婚して、その後すったもんだ色々あって離婚。
これはこれでまた別のブログが書けそうなネタなんだけれど、それはここには関係ないので割愛。
なので。
離婚の大変さも、面倒くささも、心身ともに削られるあのイヤーな感じも。
全部わかってる。
少なくとも彼より。
だから長期戦になるのもわかるし、同時に「離婚したい意志」の強さがものを言うのもわかってる。
私が離婚したときには、行政書士の事務所に勤めている友人が力になってくれた。
残念ながら今ではご縁が切れてしまったのだけど、あの時の彼女の助けには心から感謝している。
身動きが取れない私の代わりに、離婚届を何枚も取って来てくれた事は本当にありがたかった。
離婚を言い出す側も、その実離婚届を手にすると、改めて自分の覚悟を問われるのだ。
たかが紙切れなのに、その紙がとても重い。
そしてそれは、同時に「婚姻関係」と言うもののややこしさと複雑さの重さでもある。
結婚・離婚。
たかが紙切れ一枚だけれど、その紙切れ一枚がとてつもなく強くて重いのだよ。
あらゆる社会的立場を保証してくれるんだから。
あの日。
「ちゃんと話したんだよ!」
と一等賞を取った子供みたいにキラキラした目で頑張りを訴えて来た彼を疑うわけではない。
だが、事は何も変わっていないのだよ。
先の記事にも書いたけれど。
離婚しなきゃ、貴方はただの既婚者だし、私もただの不倫女だ。
なんとなくやった気になった
で終わってもらっては困る。
そして、私が離婚した頃とは違い、今はあらゆる行政に関する書類がダウンロードできるようになっている。
ちょっと調べたら彼の居住地の役所のHPからも離婚届はダウンロード出来るらしい。
LINEを通してガンガンアドレスを送りつける。
「とりあえず、署名済みのものをお渡しする事で本気加減が伝わるかと」
そうコメントすると
「ありがとうございます」
と返って来た。
ホントのところはわからないよね。
少し冷静になりながら、既読スルーにする事にした。