食で季節を訪ねる月に一度の馳走きむら

まずは、いつもの冷酒「まんさくの花」


先週は秋田の居酒屋で、まんさくの花と出羽桜と獺祭を飲み比べたけど、

やはりまんさくの花が私の好みのお酒


前菜  車海老 粟麩 オクラ

細い紐は中華料理の干し豆腐に河豚の白子を和えたもの、不思議な味覚と食感がアクセント。


椀  蟹真丈 じゅんさい 小メロン

じゅんさいの旬は6月、秋田に雨の季節が来るとじゅんさいは終わります。


造り 山口の甘鯛 壱岐の生本鮪 釧路の雲丹

焼いても蒸しても生でも美味しい甘鯛、ねっとりとした甘味と旨みは1日置いた方が増します。


先月は稚鮎、今月は塩焼き、姿も味も最高!

頭から丸かじりでいただきました。

蓼の若葉を摺鉢で擦ってお酢を控えめの蓼酢


凌ぎ 鯵棒寿司 煮梅

鯵棒寿司は煮肉厚で脂ののった島根の鯵、


丁寧に煮た青梅のほのかな酸味と甘さ、

今年は岡山の梅は雹で傷つき不作とか、群馬産の大粒の梅をやっと見つけたそうです。


炊合せ 仙台牛イチボ 丸茄子 

茄子はお肉とも相性がいい、和牛の旨味を含んだ丸茄子もとても美味しい😋


揚げ物  淡島の鱧 ヤングコーン

鱧がいつ出てくるか待っていたら、最後に天麩羅で登場しました。


店長は6月の炊込みご飯の食材に悩むとか、

予想が当たった佐島の蛸は2年ぶりです。


第三十候「半夏生」は7月2日から、関西では半夏生に蛸を食べる風習があります。


蛸で赤く染まったご飯は蛸の旨みも含んで、大葉の香りと絹さやのシャキッとした食感。

蛸ご飯はお代わりして、残りは折に入れてもらい楽しみに待つ娘宅に届けます。


メロンとアメリカンチェリーのゼリー寄せ

最後に濃い煎茶をいただいて、7月の予約を確認して8月の予約も入れました。


お店をでる頃は雨も上がってました。


娘宅に向かう途中にある焼肉店「ひゃら亭」はいつも混んでます。

誕生日とかの集まりでよく使う店、

孫たちはお肉大好き、娘一家は歩いて帰れるのでノンアルコールの必要はありません。