削除されたモンサント敗訴の記事の内容:ラウンドアップの発がん性 | 世界の裏側ニュース

     

    先日、アメーバ内の山田正彦先生の記事を拝見していました。

     

    日本では報道されませんが 、米国、EUでは今大変なことが 起きています。

     

    こちらはシェア数もリブログ数もとんでもないことになっていますし、すでにご存じの方も多いのではないでしょうか。
     
    元農林水産大臣の方だけあって、具体的でわかりやすい情報です。山田氏は以前からも日本では報道されにくい情報を共有してくださっています。ご興味のある方は、ぜひご確認ください。
     
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    この記事を読んでいて、そういえばしばらく前にラウンドアップの件でモンサントが敗訴した記事を翻訳したものを掲載していたな、と改めて読み返したくなって自分のブログを探していたのですが見つかりません。
     
    仕方ないのでGoogle検索してみたら、いつもお世話になっている「大摩邇(おおまに)」さんのところに記事が残っていました。そして試しに、その記事内のオリジナルの記事のリンクをクリックしたところ、「記事は削除されたか日時が未来設定のため・・」と表示されます。(下の記事にあるリンクです)
     
    一応、管理者用のページで確認しましたが、もちろん「未来設定」にはなっていませんでした。どうやら私が知らない間に削除されていたようです。
     
    2つ前の記事で、「記事や投稿、写真が削除される場合が多い条件」について愚痴っていたところですが、この記事はどこが問題だったんでしょうね? 
     
    エロもグロも(直接的には)ないですし、中傷というよりは単なる事実の羅列で、イギリスでは一般紙でも報道されている内容ですので特に問題はないはずだと思ったのですが?
     
    お忙しい中、SNSでシェアやリブログ、コメントなどしてくださった方々には本当に申し訳ないです。
     
    せめて、記事ごと削除するのであれば、事前にテンプレートな内容でもいいので運営さんから「修正の要請」や「削除の通知」などをしてもらえたらこちらでも手の打ちようがあったのですが。。。削除の具体的な理由でも教えていただけたら、こちらでも今後、善処しようがありそうですけど。
     
    せっかく記事が残っていたので、こちらでも改めてご紹介させていただきます。
    ありがとうございます❤
     
     
    【注】本文中には「センシティブ」な内容のコンテンツは直接的には含まれていませんが、リンク先などには含まれている可能性があります。リンクをクリックされる際には、十分にご注意ください。
     
     
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    世界の裏側ニュースさんのサイトより
    https://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12397481132.html
    <転載開始>
     
     

    モンサント社の除草剤の発がん性を認めた2.9億ドルの賠償命令の判決が下される

    Monsanto ordered to pay $289m as jury rules weedkiller caused man's cancer

    8月11日【The Guardian】

     

     

    ・サンフランシスコで、学校のグラウンド管理人であった ドウェイン ・ジョンソン氏(写真、46歳)が自身のガンはモンサント社の除草剤ラウンドアップが原因であり、同社はその危険性を表示していなかったとして訴訟を起こしていた。

     

    ・陪審員団はモンサント社のラウンドアップが彼のガンの原因であったとし、2.9億ドル(約320億円)の賠償金を支払うよう同社に命令をくだした。さらに陪審団はモンサント社は「犯意、または圧迫をもってして行動していた」と非難。

    ・同社は何年にも渡り、問題の除草剤の健康に対する危険性を訴える学者を標的に科学を敵に回して戦ってきていた。

     

    ・ラウンドアップの発がん性を裁判で訴えた初めての裁判であったが、現在、モンサント社はアメリカ国内だけでも4,000件以上の同様の訴訟に直面している。

     

    ・WHOに属する 国際がん研究機関(IARC)の報告書では、ラウンドアップの主成分、グリホサートはヒトに対する発がん性のおそれあり(probably carcinogenic to humans)」とランク付けられている

     
    ・ジョンソン氏の発言:「あの製品(ラウンドアップ)が人に有害であることを知っていたら、私も学校のグラウンドや人の近くに散布するなんて、絶対にしていなかったですよ」

     

    (2018年6月、モンサント社は製薬企業のバイエルに買収されています)

     

     

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    【コメント】

    このラウンドアップの被害に遭った男性は余命一か月ほどと診断されており、奥様は減少した収入を補うために時として一日14時間も働いたりしているそうです。

     

    ジョンソン氏の手や背中の状態を映した写真が幅広く出回っています。

    欧米ではニュースでも掲載されており、内容からも「公序良俗違反」になるとは思えませんが、画像を掲載したために記事ごと削除される可能性もあるので、念のためこちらではシェアはしません。気になる方は、下記のリンクから写真をご確認いただけます。

     

    ジョンソン氏の手の様子 →リンク

     

    背中の様子→リンク

     

     

    イギリスの話になりますが、ラウンドアップは近所の大型スーパーでも平然と販売されていましたが、イギリス国内で販売禁止になる可能性が出てきたようです!


    また数年前、赤ちゃんの息子と広大な芝生の庭のある方のうちに遊びに行って、他の赤ちゃんと芝生の上で遊ばせていましたが、その直後にその庭でラウンドアップを使っていると聞いてゾッとしたこともあります。

     

    しかし不思議なことに、このニュースもBBCの手にかかるととんでもなく違った印象を与えるニュースになるようです。

     

     

     

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    バイエル社:除草剤グリホサートには「発がん性はない」

    Weedkiller glyphosate 'doesn't cause cancer' - Bayer

    8月11日【BBC】https://www.bbc.com/news/world-us-canada-45154362

     

    報道の内容を確認すると、内容自体には前述のガーディアンのニュースと大差はありません。しかしタイトルだけを見ていると、まったく違った印象を受けそうです。

     

    実際、ニュースでタイトルだけしか読まずにいる人もかなり多いですし、こういったあまりにもニュースのごく一部だけをセンセーショナルに誇張するメディアが多いと、事実とは異なった考えを持つ人も多くなるでしょう。

     

     

    客観的な「事実」は一つだけしかありませんが、各自が持つ情報や知識、経験、主観に基づく「真実」は人の数だけ存在している、と私は考えています。

     

    自分の「真実」が「事実」とあまりかけ離れたものにならないようにするためにも、様々な情報源で情報を確認し、主観と客観的事実の区別を明確にし、怪しい情報は納得がいくまで検証するなどして賢明な判断をしたいものですね。

     

     

    <転載終了>

     

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    【世界の裏側ニュースからのコメント】
     
    その他のGMO(遺伝子組み換え食品)に関する記事は、本ブログのカテゴリー「GMO」にまとめてあります。
     
    【GMO】
    上記本文の情報量でも、翻訳・検証・調査・編集するのにはかなりの時間とエネルギーを費やしています。削除などされる場合は、事前に一声かけていただけると本当にありがたいのですが。善処いただけるよう、どうぞよろしくお願いします。
     
    ついでのようですが、あと一件。
    たまにこちらのブログ(やその他同系統のブログ)にコメントができない、リブログができないというご相談をいただいています。
    そういった不具合が多数存在しているようですので、こちらの方もご対応のほどお願いします。
     
     
     
     
    2014年7月
     
     
     
     
     
     
     

     

     

     

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