偽情報で戦争を始めるのはアメリカのお家芸/ベトナム戦争の例 | 世界の裏側ニュース

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日本であまり報道されていなさそうなニュースで、おもしろい視点の英語の記事を翻訳した記事がメインです。

いろいろな情報がありますので、判断はご自由にどうぞ (・∀・)


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【注意】この記事はベトナム戦争に関する情報であるため、戦時中に使用された枯葉剤などに関係した写真が各リンク先に掲載されている可能性があります。その被害を受けた方々には申し訳ないですが、そのような写真を掲載した場合に「公序良俗違反」とみなされて記事が削除されるケースが非常に多いため、こちらでは掲載はしません。またリンク先をご覧になる場合にもご注意ください。

 

 

 

ベトナム戦争開戦のために「偽情報」を作って流布した政府とメディア
54 Years Ago, Gov’t and Media Created & Spread ‘Fake News’ to Start the Vietnam War

【The Investigative】

 

(画像 https://www.nytimes.com/)

 


8月5日 

「公式の歴史」によれば、アメリカの戦争の中でも最も過酷なものの一つであったベトナム戦争は、南シナ海のトンキン湾でアメリカの軍艦が攻撃を受けたことがきっかけで開戦となったとされています。

しかし戦争開始してから54年の間、トンキン湾事件について政府やメディアが流していた情報のほとんどは嘘であったことを明らかにする情報や政府職員が後を絶ちません。

一般的にアメリカのマスコミは実質上は政府の一部であり、政府職員の主張を受け止めて、あたかもそれが証明された事実であるかのように報道しています。

そしてその傾向を示す例としてはトンキン湾事件の報道の件が最もわかりやすいものといえます。開戦を正当化するための作り話の中でも、最も凶悪なケースの一つといえるでしょう。

世界中に知られている公式の情報によると、1964年8月2日、デソート哨戒作戦の一環として諜報活動を行っていたアメリカ海軍の駆逐艦マドックスに対し、北ベトナムの魚雷艇が追跡したとされています。そしてその魚雷艇が魚雷および機関銃による攻撃を行ったとのことでした。

さらに二日後の1964年8月4日、二度目のトンキン湾事件が勃発し、アメリカの戦艦が再び攻撃されたとアメリカ国家安全保障局(NSA)が報告しています。

その翌日1964年8月5日、NYタイムズ紙「ジョンソン大統領は、トンキン湾で駆逐艦に対する攻撃が再び行われた後、小型砲艦および『北ベトナム内の特定の支援組織』に対する報復措置を命令した」と異議も挟まずに報道しました。ワシントンポスト紙などの他の報道機関も、同様の主張を繰り返すように報道しています。

この二つの事件を受けてトンキン湾決議が議会を通過しました。この決議により、リンドン・ベインズ・ジョンソン大統領には、「共産主義の武力侵略」の脅威に晒されていると考えられる東南アジアの政府への支援を行う権限が与えられたのです。

この決議はジョンソン大統領はアメリカ軍の通常部隊を配置し、北ベトナムに対し開戦宣言を行う法的正当性を認める根拠となりました。

 

その結果、58,177人のアメリカ人が命を失うことになりました。さらに大量虐殺された627,000人の民間人を含む100万人を超える南北ベトナム市民が殺害される結果となりました。

しかしそれは真実ではなかったのです。まったくもってのでたらめでした。実際のところ、のちにトンキン湾事件として知られるこの出来事は、ベトナムで戦争を始めるためにアメリカ政府がご親切にも作り上げた作り話であったことが明らかになったのです。この作り話によって、数万人のアメリカ兵士 や何百万人ものベトナム人が殺害され、アメリカ史上最大の反戦運動の生み出し、世界から尊いと考えられていた一国家の名誉に汚点がつけられることになりました。

【参考】「ベトナム戦争におけるすべての死傷者数」(日本語)
http://blog.silkroad-j.lomo.jp/?eid=1322715


実際には、駆逐艦マドックスは北ベトナムに対して攻撃を行うために攻撃的な情報収集作戦を実行し、南ベトナムおよびラオス空軍と連携・協力していたのです。

アメリカ政府が一方的に攻撃を受けて被害を受けたと発表しましたが、それは嘘だったのです。

2003年のドキュメンタリー映画、「フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白(The Fog of War)」では、マクナマラ元米国防長官が8月4日のトンキン湾攻撃は起きなかったと認めています。

1995年、マクナマラ氏はヴォー・グエン・ザップ元ベトナム人民軍総司令官と会合し、1964年8月4日の二度目のトンキン湾事件で何が起きたのか質問しています。「まったくもって何も起きていませんでした」とザップ氏は答えています。ザップ氏はその攻撃は想像の産物に過ぎないと主張しているのです

2010年、ベトナム戦争時代からの1,100件以上の記録が公開され、国防総省や大統領政権が与える情報に対してアメリカ連邦議会や職員が抱いている深刻な疑惑が証明されました。

内部では反発が起きていたものの、マスコミはその情報の正確さには異論を挟むべきではないという論調で当局による発表を報道したにすぎません

The War Within: America’s Battle Over Vietnam」の著者、トム・ウェルズ氏によると、メディアは「情報源として、ほぼアメリカ政府関係者のみを唯一の頼りとし」、「『国家安全問題』的観点から公式な発表に疑惑を持とうとしない」と説明しています。

適切な注意が払われ、報道官がトンキン湾事件という偽旗事件に対して相応の疑問を提示していたとしたら、戦争を支援する意見があれほど長引かず、百万人以上の人命が損なわれることがなかったかもしれません。

そして現在、歴史に注意を払っている引退した元軍関係者の一部は、アメリカ政府がさらに戦争を起こそうと事件を作り出していると警告を発しています。

マクレガー大佐は次のように話しています。
「トンキン湾事件のような何かが起こる可能性に対し、大統領は十分に注意を払う必要があると私は考えています」

たしかに、The Free Thought Projectが詳細に報道している通り、アメリカ史上のほとんどの戦争は、偽物の情報によって開戦されています

そのデータの全リストはこちらのリンクからご覧いただけます。

https://thefreethoughtproject.com/lies-and-propaganda-started-nearly-every-war-in-us-history/

 

 

 


【参考】https://www.theinvestigative.com/54-years-ago-govt-media-spread-fake-news-start-vietnam-war/

 

 

 

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【コメント】

 

先日の旧モンサント社への訴訟の件から、ベトナム戦争で使用されたエージェント・オレンジ(モンサント社が製造、販売していた枯葉剤)の被害者である3万人のベトナム国民によって組織される団体も、同社に対する訴訟を検討し始めているそうです。さらに、先日の被害者側の勝訴からベトナムの被害者の方々も希望が見えてきたと感じているとのこと。

 

枯葉剤の影響は当時だけではなく、現在までずっと続いています。

 

【閲覧注意】ベトナムが枯葉剤によって生じた恐ろしい先天的異常の賠償をモンサント社に求める

Vietnam Demands Monsanto Finally Pay for Horrifying Mutations Caused by Agent Orange

8月29日【anonews】

http://www.anonews.co/vietnam-demands-monsanto-finally-pay-for-horrifying-mutations-caused-by-agent-orange/

 

 

【閲覧注意】枯葉剤:戦争犯罪を犯しても無事に済んできたアメリカ政府

Agent Orange: 24 Chilling Photos Of The War Crime The US Got Away With

2017年9月17日【The Mind Unleashed】

http://themindunleashed.com/2017/09/agent-orange-24-chilling-photos-war-crime-us-got-away.html

 

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さらにこの偽旗事件とそこから発展した「ペンタゴン・ペーパーズ暴露事件」について、スティーヴン・スピルバーグ 監督が映画化したものが今年公開されていました。

 

 

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』予告編

 

このテーマでハリウッドが映画というのがちょっと気持ち悪いところですが、事件の背景がわかりやすいかもしれません。

 

 

 

 

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また、私の歴史観を大きく変えた長編ドキュメンタリー映画の中には、日本の真珠湾攻撃についても触れられていました。一般的な歴史観では日本が「一方的に真珠湾を攻撃した」とされていますが、今では日本の多くの方がご存知の通り、この情報もかなりの「歪み」があったようです。英語の情報としては非常に珍しい視点でまとめられています。
 

 

 

Part 8 Adolf Hitler The Greatest Story NEVER Told!

 

真珠湾攻撃については動画の後半部分にあります。本文中の「アメリカが偽情報で起こした戦争のリスト」にある説明と同じ内容で、当時の新聞など豊富な資料をもとにまとめられています。

 

・アメリカが日本とドイツに対して過酷な経済制裁を取ることでどちらかの国が戦争への一歩を歩まざるを得ない状態を作り上げていた

・真珠湾への攻撃を事前に知っていた、など。

 

 

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そして最近もシリアでの米露の代理戦争が続いていて、地中海海域まで盛り上がっています。イスラエルもかなり首を突っ込みすぎていたり。イギリスはロシアとの戦争に向けて色々と準備しているようです。ノビチョクの事件なんて子供だましもいいところなんですけど、ニュースがあれだけ真顔で報道を続けるとなんでも「真実」になるんでしょうね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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