ウラジミール・プーチンがセメント工場で自らの力を見せ付ける 英語字幕つき【動画】
Video: Vladimir Putin shows his power at the Cement Factory Eng Sub HD
工場閉鎖を決定した数千人規模のセメント工場に、プーチン閣下が乗りつけたようです。珍しいプーチンの平服姿です。
平服ですが、その威圧感は他に類を見ないですね。
動画の会議でのプーチンの発言をいくつか、翻訳しました。
「私が来ると聞いたら、あなたたちはゴキブリの様に走り回っていましたね」
(気まずい沈黙)
「あなた方は、この人たち(工場労働者)を人質として取っています
あなた方の野望や無能さ、そして純粋な強欲のために・・・」
「数千人の人間の生活がかかっているんですよ。
このようなこと(工場の閉鎖)はどうやっても認められたものじゃない」
「工場の所有者らが合意に達しない場合は
この工場は新たに稼動することになります」
「方法はいろいろあるかと思いますが・・・
・・・私たち(政府)があなた方(所有者)抜きでも再稼動させます」
(顔を赤くして下向く工場の所有者)
その後、書類に所有者全員が署名をしたか確認し、署名していない人間を指差して強制的に署名をさせ、緊張のためかペンを持ち帰ろうとした所有者の一人にペンを返せと指示しています。
最後には、側近らしき男性に何か耳打ちをしたところで動画が終わります。
私が工場所有者の一人としてこの会議に参加していたとしたら、あの最後の内緒の話や、「方法はいろいろとある」の方法って何?!と気になって夜も眠れなくなりそうです(^_^;)
西側のリーダーには、経済活動を最優先して労働者の人権や生活などを二の次にしている人が多い中、大国のトップが工場閉鎖を阻止するためにわざわざ現場に赴いて強権発動するのがすごく新鮮に見えました。
ご満悦でないプーチン閣下
ごく一部のアメリカ系右翼系陰謀論者の中には、プーチン(ロシア)も中国も「世界の支配者」の側に立っている、という考えの人もいるようです。「恣意的に作りだされた対立構造」という洗脳のテクニックを考えても、その可能性もありそうですが、その仮説を念頭に置きつつプーチンの言動を見ていても、どうしても現実とその仮説が交わらないように思えて仕方がないので、様子を見守りたいところです。
個人的には、あらゆる団体の組織の形態として当たり前のように適用されているヒエラルキーは暴力的な支配体制にしかみえず、支配者は誰もいないのが一番だとは思います。しかし、今のような支配体制が当たり前の社会では、彼のように正論をかましてくれる力のある人間の存在は見ていて気分がいいですし、やっぱり気になって追いかけてしまいます(*^^)v
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久しぶりにプーチンの最新のミームでも、秀逸なものをいくつかまとめました。
(オバマを捕まえて、電話中のプーチン)
「ISISのリーダーは確保した」
「そいつに最高のサンドイッチを作るように伝えろ
ただいま参ります!」
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プーチンが何かから歩き去る時、
まるでそれが今にも爆発しそうに見えるのはなぜだろう。