今日は2週間振りにOさんに会いました。仕事先なのですが、Oさんのお宅に伺う時は「仕事に行く」という感じより「会いに行く」というのがしっくり来るのです。

先週は私が内視鏡検査、Oさんはパリに行ってらしたので、２週間振りの再会でした。お宅の中に入るなり挨拶もそこそこに「パリはどうでした～？行きたかった所全部行けましたか～？」って前のめりぎみに私が聞きますと、目をきらきらさせながら話し出すOさんでした。

　　　　　　　　　　　　　一番楽しみにしてたというフリーダ　カーロ

　　　　　　　　　　今回の展示は彼女がモード界に与えた影響という新しい視点からのテーマ

Oさんは、日本で言う税務省の関税局においてフランス国内はもちろん、海外領土でも敏腕を振るっておられた女性です。退職した今は芝居鑑賞、コンサート、美術館めぐりなど悠々自適の生活を楽しんでいます。この秋には1か月かけてカナダ横断の旅をされました。154㎝の私よりもっと背丈は小さいけれど、本当にエネルギッシュ。金曜の夜コンサートに行った翌日には車を3時間運転して芝居を見に行ったりするのですから、凄いなあと思います。

私も日本で大阪に住んでいた頃は、週末になるとギャラリーに絵画を見に行ったり、しばしば京都まで足を延ばして美術展を見に行ったりしていました。映画も頻繁に行ったし、コンサートも色々行きました。なのでOさんとは話が弾むのです。Oさんも今回の滞在で見て回った美術展のカタログを取り出しては熱心に説明してくれました。フリーダ　カーロをはじめオルセー美術館のムンク展、そして私の知らなかった2人の画家の話などなど、私も興味が尽きません。

　　　　　　ムンクと言えば「叫び」ですがパステル調の綺麗な色彩の絵画に目を見張りました

　　　　　　　　　　　ロザ　ボナー　動物と自然を生涯のテーマに描いた18世紀の女性画家

私も娘と来年はパリで美術館巡りをしたいと言っていたので、実現するといいなあと夢を膨らませています。

パリで美術館巡りした話に胸ときめく