ピアノレッスン日記 ~ バッハの右手半分ずつで別人になる練習 ~ | 音さがしケイビング

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未知の洞窟に降り立ち、ひょっとするとあるかも知れない美しい鍾乳石を求めて、
探検するような気持ちで書く、音楽日記。
未知の音楽を求め続ける楽しさ、音楽を通して出会う人から学ぶ楽しさがテーマです。

こんにちは。

大みそかですね。


ここしばらく、やり残した用事をいろいろとやりました。

今日は、玄関と トイレと 洗面所の大掃除がんばりました。

ふう。なんとか 年が越せそうです。


今日まで 先延ばしにしている段取りのまずさがスゴい。

でも お正月のお料理も 無事完了です。

よくがんばった~わたし。


掃除とお洗濯と買い物とお料理の合間に、

バッハのちょこっと練習してました。

5分くらいの時間であまり練習になってないような気もするけど

脳トレみたいで 楽しいです。


先日、27日に今年の締めくくりのピアノレッスンをしていただきました。

とても 楽しいレッスンでした。

いろいろ できていないところを教えていただきました。


「主よ人の望みの喜びよ」は

まず、3連符のソプラノを 粒の揃ったきれいな レガートで淡々と歌うように。

この曲は あまり感情移入しすぎないで歌うほうがよい。


同音連打を レガートに歌うために

手首の使い方(ダウン・アップ)に気をつけて

キーの中で打鍵する。・・・これが まだ うまく できていないので練習。




フォルテと言っても 全声部をフォルテにしないほうがいい。

内声部は フォルテにして、あとはもっと控る。

 バランスのよい響きになるようにする。



平均律のフーガは、

右手の右半分と左半分で別人になる・・・下降形と上昇形 のフレーズを

並行して歌うところは特に要注意。

2番・3番の指が同時に打鍵する時にドの音に アクセントがかかりやすい。

楽譜を再度確かめ、ゆっくり弾いて2声部を聴くと

なるほど・・・強弱が逆転してしまうことがある。

先生に言われるまで そうなっていることも わかっていなかったです。




一つの声部を歌いながら弾いたり、2声部だけ弾いたり、

いろいろやりながら修正中です。


たまに できたような気になるときがありますが

次に同じように弾けるかといえば・・・なかなか 体と耳が一致しません。

自分の音を聴いているようでいて

音数が多いと 聴けていないことが多いのです。

練習すると さらにできていない という気がしてくる。

バッハは、奥が深いです。

フーガを美しく弾けるように・・・これは永遠のテーマかもしれません。


新年はブラームスの後半3曲通し弾きできるように

こちらを中心に練習します。


今年も ピアノを  楽しんで 弾くことができました。

先生、本当にありがとうございました。

ショパンとブラームスとバッハが ますます好きになった1年間でした。