副知事の指名制で、都知事選挙での税金の無駄をなくせ !! | 若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

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舛添都知事の政治資金問題については、
東京都選出の国会議員である私としても、
大いなる関心と責任をもって、このブログで
意見を述べ続けてまいりました。

現時点で、舛添さんは都知事を辞任するとのことですが、
そうすると、後任の都知事として誰が適任なのかという問題があります。

猪瀬直樹 前都知事に続き、 今回も、カネの問題で大騒動になったわけですから、
少なくとも、政治と金の問題にキレイな人でなければなりません。

また、近頃は私生活、特に女性問題が世間を騒がせてますので、
女性関係にもキレイな人が相応しいように思われます。
この点、女性都知事であれば、女性問題は避けられそうです。

いずれにしても、都知事が任期満了前に、資質を問題にされて辞職し、
想定外の知事選挙を余儀なくされるのは、都民・国民の一人として許せません。
都知事選挙を一回行うのに、50億円の税金が使われるということですから、
納税者としても許せません。

そこで、いくつか制度を考えてみました。

①資質が問題にされて任期途中で知事職を失った場合、
 知事選挙にかかるこの50億円の費用の一部でも、職を
 退いた当の都知事に請求できるようにできないか。

②都知事が任期途中で職を退いた場合、その知事があらかじめ
 前回の知事選挙の際に副都知事として指名していた人が、
 新しく知事に就任し、残りの任期を全うする制度にできないか。

①については、政治と金の問題等に自信が持てない人は、
それだけでも都知事選挙には立候補しにくくなると思います。

②については、
アメリカの大統領選挙では、副大統領候補も
一緒にセットにして選挙が実施されています。
実際、今秋の米大統領選に関して、トランプとクリントンの両候補予定者が
いかなる人物を副大統領候補に据えるのか、現在、注目を集めています。

日本も、知事選挙を行う際、各立候補者が、当選後に副知事に充てる人をあらかじめ
指名・予定するように法律を改正することによって、そうした制度が現実のものとして
可能になるのではないかと思います。

国民・都民の思いをないがしろにするような都知事ないし
都知事選挙は、もう終わりにしませか。

そして、副知事指名制度を導入することによって、多くの都民・国民に
選挙に対する関心を持ってもらえるようになると思います。