天がなすこと(天災)、人がなすこと、大統領の広島訪問は? | 若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

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熊本県を中心とする九州地方の地震状況は、依然として
厳しい状態が続き、憂慮しております。

今回の天災=地震のことを考えながら抱いた思いは、人がもたらす
最悪ともいえる愚行=原爆ないし今後の核戦争のことです。

これに関連し、来月5月に予定されている日本でのG7サミットの際、
アメリカのバラク=オバマ大統領が被爆地・広島を訪れるかどうか
注目を集めています。

先週4/11(月)、G7外相会合が広島で行われ、アメリカの
ジョン=ケリー国務長官が広島の平和記念資料館を訪れたことで、
オバマ大統領の広島訪問への地ならしができたと大きく報道されました。

もっとも、ケリー国務長官も、オバマ大統領と同じ民主党です。
今秋の大統領選の行方にもよりますが、もし、共和党の大統領が誕生したら、
おそらく、原爆投下の当事国であるアメリカの首脳が広島を訪れることは、
当分の間、ないだろうと思います。

ところで、人間が行う最も愚かで野蛮な行為である
「核戦争」を回避できるのも、これまた
人間です。

「チェンジ」を掲げて颯爽と登場したオバマ大統領は、
核廃絶演説によりノーベル平和賞を受けました。

しかし、オバマ大統領の思いとは裏腹に、北朝鮮を始め、
その後の核を巡る国際情勢は一層厳しさを増しています。

ですから、オバマ大統領には、北朝鮮の動向を視野に置きながら、被爆地広島において、
「核兵器の使用は人類の滅亡をもたらす。こうした人間の最悪の愚行を回避できるのは
我々人間である」旨を高らかに宣言して大統領
任期を終えてもらいたいと思っています。