国内外の目まぐるしく変化する情勢には
目を見張るべきものがあります。
変化する情勢を分析して、必要とあらば、政策・考え方の
大胆な変更も、ときに必要な場合があると思います。
もちろん、政治の世界においても、軸足が大事であり、
政策がころころ変わっては信頼されません。
しかしながら、一度決めたことだからと言って、
それを死守することだけに汲々とするのは良くありません。
中島みゆきさんの「世情」という歌に、
時の流れを止めて 変わらない夢を見たがる者たちと 戦うため
という歌詞がありますが、
このような状態になってはいけないと思います。
もとより、財政規律(プライマリーバランス)は大事です。
しかし、そもそも、増税は、国の税収を増やすために行うというのがその本質のはずです。
増税によって、逆に、国の税収を減らすようなことになっては、この本質に反します。
何かを決める際、あるいは、何かを解釈する際、
原点(趣旨)は何か、本質は何かを大事にしてきた私にとって、
今後、消費税を10%に増税するか否かの問題から目が離せません。
「変化こそ、唯一の永遠なり」
―― 岡倉天心の言葉です。