おいしい「台湾パインアップル」!!
酸味が少なく、甘味が強い
芯まで食べることができるのが特徴です。
なぜ?
収穫時期にあります。
〇一般のパインアップル → 未熟な状態で収穫
〇台湾パインアップル → 完熟させてから収穫
収穫してしまうと、果肉の糖分が増えにくい・・・追熟できないフルーツです。
台湾パインアップルは購入した日が食べ頃です。
ところで、「パインアップル」の名前の由来はご存知ですか?
表面の片鱗が松ぼっくり(パインコーン)に似ていて、味がリンゴ(アップル)のように甘酸っぱいとことから名前がついたとか。
栄養学から見たパインアップルは・・・
注目の栄養成分
○クエン酸
胃液の分泌を促進し、食欲増進効果や疲労回復に期待できます。
これから暑くなる季節、夏バテの時期に良いですね。
〇ビタミンC
抗酸化作用があり、生活習慣病予防や免疫機能の向上に期待できます。
美肌の成分であるコラーゲンの生成に必要な栄養素です。
日焼けしやすくダメージを受けやすいこの時期には積極的に摂りたいですね。
〇食物繊維
便秘の予防や解消に良い不溶性食物繊維が多く含まれています。
〇ブロメライン
たんぱく質の分解酵素です。
胃液の分泌を活発にして消化を促進する働きがあります。
たんぱく質を多く含む肉や魚、卵などの食後にいただくと効果的でしょう。
たんぱく質を分解する?
であれば、肉を軟らかくする?
だから、酢豚にパインアップル?
と思いがちですが、ブロメラインは熱に弱く、60℃以上では効果がないといわれています。
肉を軟らかくしたければ、加熱する前の肉に、すりおろしたパインアップルに浸けるとよいでしょう。
薬膳学から見たパインアップルは・・・
食材のはたらき
・五味:甘 微酸
・五性:平
・帰経:胃 腎
※五味・五性については「栄養学に“薬膳・五味(五性)を取り入れましょう!”」で紹介しています。
効能
・暑気あたりに良いです。
・消化不良に良いです。(肉類)
パインアップルに限らず、旬の果物は、その時期にカラダが欲する栄養素を補ってくれます。