本日配信〜、本日配信〜

わぁい
20号

今号にタイトルをつけるなら、「過去といま」
特に前半メンバーは、連作短編集かのようなシンクロっぷり
いいね!!

土岐麻子さんは、ファッションの話
私は以前marbleで古着妖怪に取り憑かれていると書いたけど、配信直後に長年の古着熱が冷め(いまは適温)、なんだこりゃと思っていたところにこのエッセイ
腑に落ちるー

西原亜希ちゃんは、チャイルドセラピーの知識を披露してくれています
チャイルドセラピーって、子供をセラピーするイメージだったけれど、親の幼少期の記憶をセラピーする、みたいなことでもあるらしい
「痛み」について考えさせられました

萩原みのりちゃんは、等身大の日常や感情を綴ったエッセイ
「若いなぁ」ではなく「わかるなぁ」の気持ちがいっぱいになりました
ささやかな生活からふと浮かぶあれこれも、元々持っていた気持ちに蓋をしていたあれこれも、文章に起こすととてもカラフル
やはり人の感情は一色では塗りつぶせないものだなぁと思わされます

佐津川愛美ちゃんは、「あれ?みのりのエッセイ読んだの?」と思うくらいのシンクロしたエッセイ
おおおお
彼女が映画『カメラを止めるな!』のエンドロールになぜあそこまで感動したのかもよくわかる
愛美は、作品はもちろん、現場を大事にしてるんだなぁとつくづく感じました

坂本美雨ちゃんは、日傘あるあるなエッセイ
あるよー、これ、あるー
いまの季節に読めるタイムリー感に共感しつつ、うんと寒くなって読み返しても、「こんなことあったなぁ」とニヤニヤしてしまうだろうなと思いました
エッセイの、「こないだ」から「思い出」になっていく過程って、美しいんです

西田尚美さんは、それこそ「いま」、いや「これから」についてのエッセイ
短文と、「ははは」のカラ笑いに、すべてが表れていました 笑
俳優ってのは奇妙な仕事です
エッセイを拝受して、私もわりと似たようなことを控えていたので「我慢するのはやめよう」とメールでやりとりしたのは後日談

私は、ボツにしたエッセイのお題をただひたすらに羅列
なにが採用になり、なにがボツになるか、その線引きがね、まあ「そりゃボツだ」と思っていただけるのではないかと思います

先日、仕事仲間でもある購読者の女性から「marbleって、おもたい本を持ち歩かなくても、移動中にサクサク読めるからいいよね!」と言われ、バンザイして喜んでいたら、「本を入れるか入れないかでバッグの大きさを考えなくていいのもよし!」と畳み掛けてくれて、さらに大喜びしました
女性には、ちっこいバッグで出かけたい日もあるもんね

亜希ちゃんのブログに、本を入れたカバンの重さの魅力が書いてある 笑
いやわかります
すごくわかります
愛おしいものは、その子の体重で感じられたりするもんなぁ
私も紙の本の重みは大好きです
本は本、marbleはmarble、と、別の楽しさを共有させていただければ嬉しいです


明日も良き一日を


ごきげんよう