こんばんは、まきょです:)

先程読み終わった本の感想です。

『ゆるく考えよう』ちきりん著

これ、ほんと読んでよかったです。

今気持ちがすんっと軽い感じがします。

私は、色んなことをあれこれ考えてしまって

自分と他人を比較したり

自分の存在意義的なところまで

モヤモヤと考えてしまうところがあります。

ちきりんさんの色んな場面における考え方が

そんな私の複雑な考えを

絡まったイヤフォンカードが綺麗に解けるかのように

すっきりとさせてくれます。

p.176 「成長したい！」だけではダメ

アウトプットの目標はないのにインプットに時間やお金をかけるのは馬鹿げていると考えるようになりました。昔は英語も「とりあえず」勉強していましたが、今は、仕事や趣味(一人旅)に必要な英語力だけ獲得・維持できればいいと思っています。それ以上のインプットは、私にとっては無駄なインプットなのです。

大事なことはインプットではなく、「アウトプットにつながるインプット」なのだということを忘れないようにしましょう。

p.188 人脈が多いことより、本人が魅力的である方がよほど意味があるはずです。魅力的な人の周りには自然と人が集まるので、人脈なんて簡単に作れるからです。「自分が知っている人が多い」状態ではなく、「自分を知っている人が多い」状態の方が効率が良いとは思いませんか？

などなど

頑張る方向を間違えてはいけないなぁと

これらの言葉をみると冷静になります。

中でも共感したのは、

自分の性格は変えられる、おいしい人生、旅行すること

です。

・自分の性格は変えられる

うつ病になりやすい人の特徴に、頑張りすぎちゃう人、几帳面な人、表面上はポジティブだけど実はネガティブなど、がありますが

ちきりんさんはご自身で当てはまると思っているそう。

そして私もそう思ってます。

そしてこう述べています。

p.227 うつ病を患ったことはありませんが、その理由の一つはすごく気をつけてきたからだと思います。〜何に気をつけているかというと、「モノを考えない性格の人」と付き合うようにしています。楽観的でなんでも前向きに考えて、失敗しても大笑いして済ませることのできる人たちといると、「こんなに大変なことでも、こういうふうに受け止めればいいのだ」と学ぶことができます。

〜もう一つ気をつけているのは「自分の能力を大きく超えた目標をたてない」ことです。「お前ならできるはず」などと、おだてられてやる気になったりしないよう気をつけています。

p.232 たいていの人にとって「成長」とはスキルが向上したり、知識が増えたりすることを意味するのでしょうが、私にとって成長とは「できるだけ鈍感になること」「あまり考え込まないようになること」であり、振り返ればそのための性格改造こそが成長の目的であり軌跡であったと思います。

これ、私すごく共感できます。

私にも言い方悪いですが、能天気な大親友がいます。

彼女といると心が軽くなるんです。

彼女はそんなつもりないかもしれませんが、本当にいつも救われています。

そして自分が沼にハマりやすいタイプだとわかっているから、

むちゃくちゃ注意するようになりました…

ただ、その塩梅が難しいんですけど。

(たまに頑張らなさすぎて、それで悩んじゃったり笑)

・おいしい人生

私は食べることとが大好きで、幸せを感じるポイントなんですが

ちきりんさんも同じようにおいしい人生を推奨してます。

p.206 世の中には「食べることにあまりこだわりがない」という人もいますが、私にとって「食べること」は生きることと同義といえるくらい重要です。

p.207 食事が美味しいと感じられるのは、ものすごくレベルの高い幸せです。平和、健康、精神安定、一緒に食べる人と好ましい関係、時間的余裕、良い食材と良い職人、最低限の経済力など、様々な条件が揃わないと食事は楽しめません。

こう言われて、たしかにそうだなぁ、、！と。

私はものすごくレベルの高い幸せを日々感じられる豊かな人だったのかもしれないっ🤔！

・旅行すること

今はいけないですが、旅行は好きです。

でもなんで好きかと言われると、うまく言葉にしにくいのですが

私なんてちっぽけだっっっ！と思えることかなと思います。

p.251 日本で普通に暮らしていると、時間を経るごとに、自分の家族や仕事について、大事で価値あるものだと思い始めます。〜こうなると、ひとはそれらを失うことがとても怖くなります。

けれども、ケニアで1週間サファリカーで草原をかけながら大地に沈みゆく太陽を眺めていたり…すると、自分の仕事なんて地球上のシミにも及ばないほの狭いエリアの中でしか意味を持たないものだと理解できます。

日本にいると、自分という人間は「大事な存在」だし、みんなに知られた存在でもあります。でも一歩世界に出れば、誰も私など知りません。

旅をすることのメリットは、自分もまた地球上の生物の一個体に過ぎないということを体感できることです。

やー、ほんと。

日頃から考えすぎなんですよね。

そのくせして行動に移せないから同じことの繰り返しなんです。

もっとゆるーく考えて、腰を軽く気軽に生きた方が幸せになれるんですね。

勉強になります！

『ゆるく考えよう』ちきりん 著

『ゆるく考えよう』ちきりん著