こんばんは、まきょです:)


5日かけて読み終わりました
こちらの本の感想を



『話を聞かない男、地図が読めない女』
by アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ



前から気になっていたこちらの本。


私は8年付き合った彼がいましたが(別の記事をご参照ください笑)

とても仲良く付き合ったのですが
最後はやはりすれ違いとなってしまい
お別れしてしまいました。


そこで感じたのは、

付き合うのって難しい!!!!


そこで、この本を読むことで
根本的にどう違うのかと、冷静になれるのかなと思ったわけです。

(別れたのは、私のせいだ…私が未熟だったから…とか思っちゃいそうなので😅)


結果、読んで良かった。

男と女って、生物学的?に、こんなにも違うんだね。

男女が付き合って夫婦になって
何年もずーーーと一緒にいることの方が
人類の歴史上、生物学的に
奇跡のようなものなんだ。

p.173 男の意識は、結果を出す、目標を達成する、地位や権力を手に入れる、競争相手を打ち負かす、核心をつくこと、が軸になっている。
女の意識は、コミュニケーション、協力、調和、愛、共有、人間関係に光が当たっている。
この違いはまさに水と油で、男と女が一つ屋根の下に暮らせること自体、驚きと言わざるを得ない。

このようなことが
分かりやすく、どちらの立場に立つこともなく書いてあり、

サクサクと読めました。


女と男の対応や考え方の違いなど
もっと早く読んでおけばよかったなぁと
思うことが多かったです。

p.193 男には石に腰掛けて考え込む時間が必要なのだ。そのことを女は理解してやる必要がある。無理に喋らせようとせず、お茶の一杯にビスケットでも添えてそばに置いたら、あとは放っておこう。

p.341 男と女はもともとの作りが違っている、この事実を認めようとせず、勝手な期待を相手に押し付けると、男女関係は暗礁に乗り上げる。


p.342 男は力と達成とセックスを求め、女は関係と安定と愛を求める。この事実に腹を立てるのは、雨が降った時に空を詰るようなものだ。
雨は降るものだと認めてしまい、傘なりレインコートなりを用意すれば、天候も気にならないだろう。


この本を読んで、
恋愛面、女としての姓、社会的地位について
なんだかスッキリしました。

恋愛の面では、生物的にこんなに違うのであれば
別れてしまったのはまぁ仕方なかったなと諦めがつく。
彼は、男だった。私は、女だった。
そして互いの価値観を無理やり共有しようとしすぎて、すれ違い、理解してもらえず寂しくなってしまった。

女としての自分の性格も
お喋りだし、人間関係めっちゃ気にするし、愛情が欲しいし、、彼と比べると重いなぁと思ってたけど、

「あ、私って一般的な女なんだな」と
自分の悪いと思ってたところが
平均的に思えるようになった。

社会的地位というのは、
私は、男女平等の社会を目指してる現在の風潮に反対派なんですが、それを裏付けしてくれた。

普通に生理とかしんどいし、
生理前の異常な眠気ややる気のなさを思うと
男性と同じように働くなんて難しいよね?と。
生理は一例だけど、男女それぞれ性格や思考が違うのに
男女平等!を掲げるのはナンセンスなんじゃないかな?と思ってます。
(もちろん、男性が女性を下に見ることは許せませんが。)

この本は、男女平等の社会に互いを当てはめると、本来の本質と異なる生き方をするわけだから
いろいろな支障がでてくるとし、
その違いをお互いに理解することが大事だと主張してます。

無理しちゃあかんね。



女なんだし、女らしく胸張って生きていこう


そう気負わず前向きに思わせてくれる本でした。