空の鉱物

あなたが忘れた道であなたに会う


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ひとがまた涙を海に見せに来る

夏空に吸われて痛いきみの肺

なんのため白い貝殻着飾って

かき氷夏の速さを追い抜いて

海はもうひとを忘れて広がって
 

 

 

 

居残り



居残りのきみの車輪の銀河系

夕暮れが満ちて机に乗り上げる

シャボン玉遊戯施設がねじまがる

校庭を出られないまま咲いている

夕焼けにきみのフォームがはりつけに
 

 

 

顕微鏡

 



顕微鏡透明なものみな踊る

葉脈にずり落ちている蟻の脚

美しい翅は残して食べている

羽化のまま止まってしまった君のため

音楽は思い出さえも追い越して

 

 

(初出 若草のみちTwitter)

 

 

♪♪なんと

川柳をつくるという貴重な経験をさせていただきました!

 

普段は短歌をしている若草のみちの、川柳。

とっておきの8句をどうぞお楽しみ下さいね!

川柳スープレックスのブログはこちらです!

 2017年8月1日更新分です。

 

http://senryusuplex.seesaa.net/article/452305842.html

 

 

 

【お知らせ】

 

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ブログとの違いは、より日常的、よりフランク、よりとりとめのない点です。

どちらかと言うと、素に近く、コミュニケーションに重きを置いています。

ご興味のある方は、遊びに来て下さいね~!

 

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【ヒドゥン・オーサーズ】

どこにも属さないノ-ウェーヴの書き手たちの驚異の世界。  

(HP 惑星と口笛ブックス参照)

 

ついに配本されました!!

詩、俳句、短歌、小説。19人のアンソロジー。

若草のみちは短歌で参加しています。

 

じっくり、味わって下さいね!

<ヒドゥン・オーサーズ 紹介ページ>

http://dog-and-me.d.dooo.jp/wakusei_kuchibue/hidden.html

 

 

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【川柳スープレックス】

 

川柳を8句寄せています。よろしくお願いいたします。

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こんにちは!

暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?

 

出不精のわたしは

お休みの日はついつい冷房の効いた部屋で

うとうとと、涼みながら一日を過ごしがちです。

 

出かけたい場所や

観に行きたい催し物はたくさんあるのですが……。

 

お休みの日のうちに、あれをやって、これをやって、って

優先事項に則ってこなしてゆくと

あっという間に夕方になってしまいます。

 

タスクが片付くのは嬉しいけれど

もう少し余裕のある充実した時間の使い方がしたいなと思っています。

 

もっともっとのびのびと、

本を読んだり、美術館に行ったり、博物館に行ったり

作品展に出かけたり、イベントに参加したりして、

 

見て、聴いて、知って、驚きたいなぁ~!!

 

自分にはないものを吸収したいなぁ。

 

いつかそういう時間を、

たくさんつくりたい。

たくさん使いたい。

 

そう思っています。

 

さて!!

 

お知らせです。

なんと、川柳をつくるという、貴重な経験をさせていただきました。

 

正直な感想としてはとても楽しかったです!

つくっているあいだじゅう、

高揚感のある時間を過ごせました。

 

創作物って、苦しんで生み出したり、

大変な思いをしてつくったりする場合もあるのでしょうが、

今回は本当にわくわくしながら、つくれました。

 

スープレックスに川柳を寄せることになった経緯は、

Twitterにもつぶやいているので

よかったら、Twitterにも遊びに来て下さいね!(#^.^#)

 

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書肆侃侃房より 「転生の繭」 「パパはこんなきもち。~こそだてたんか~」 と

歌集を2冊同時発行された本多忠義さん。

 

おめでとうございます。

 

かばん2015年9月号に掲載された本多忠義さんの短歌から2首、

好きなところや、自分がいいなと思ったところを書きました。

 

こちらの歌評の初出は、かばん2015年11月号。

若草のみちが担当した9月号評です。

 

 

退院が決まり微妙な顔のMつばめ自由に飛び交えつばめ          本多忠義


 例えば人の死や離婚、入院など、人生には何度か己を振り返らずにはいられない

大きな出来事が起こる。

 

いつもとは違う時間の流れ方と環境のなか、ひとによっては精神状態に変化が起こり

普段は考えないようなことも考えてしまう場合があるのかも知れない。

 

そのことが未来への心配や不安に輪を掛けて憂鬱にさせてしまうこともあるだろうし、

反対にショック状態を引き金にして大きな気付きを得て、これまでとはまったく違う生き方へと

シフトチェンジするきっかけになるかも知れない。

 

作中人物のMがどのような変化により微妙な表情になっているのかは

詳しくは触れられていないが、人生の節目を迎えているMを見守る作中人物は、

退院後の飛躍をつばめになぞらえて応援する心構えだ。

 

一方、病気や怪我はこれまでの生活習慣や己の行動を振り返らせて、

見直させるために起きるという考え方がある。

 

誰もが成り得るその状況なだけに

「微妙な顔のM」に思わず読者も感情が揺れ動かされることだろう。

 

Mとつばめとの対比が効果的で、深刻になりすぎないところが良く、

歌に含まれる青春の性質を引き立てている。

 



練習の入退場は三倍速生き急がずに巣立て明後日              本多忠義


 「練習の入退場は三倍速」という言葉の並びに、

矛盾やとりとめの無さを感じ、巣立つ前のはずなのに、

すでに社会の気配が忍び寄っている。

 

もうこの言葉だけで、未来への不穏な空気をうかがわせるのに

十分なインパクトがあると思った。

 

本番ではなく練習。

しかもその練習も、メインではなく入退場の部分だ。

 

スケジュールが押しているのか、足早に、形式だけで進行してゆく状況。

 

練習をさせられている当事者たちは疑問を抱えても立ち止まることが出来ない。

 

行列はどこまでも続いていて、ひとりがつまづくと、みんなが立ち往生してしまうのだ。

 

また、もしかしたら当事者たちも、練習を早く終わらせたくて

自ら三倍速になっているのかも知れない。

 

混沌とした世の中を漠然と生きている、

またはよく分からない流れに生かされている居心地の悪さ。

 

やがて「社会がこんな流れになっていて、

なんだかとにかくしょうがないという感じ」は日常茶飯事となる。

 

抵抗するのか。

同調するのか。

 

巣立つ日は目前まで来ている。

 

 

短歌初出;かばん2015年9月号

歌評初出:かばん2015年11月号。若草のみち担当9月号評。

 

 

 

 

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今、とても素敵な機会に恵まれて、

5・7・5の定型短詩に取り組んでいるのですが、

とても面白いです。楽しんでいます。

 

もともと、創作をするときに初めにある原形が、イメージのような、映像のような、

視覚優位のビジュアルなので、かたちにしてゆくまでの、

ある程度の過程まで、短歌をつくっているときと

それほどギャップがないのが救いかもしれません。

 

私がとても好きな俳句、川柳をいくつか…。

 

 

<俳句>

 

やっと咲いて白い花だった    山頭火

 

枯蓮のうごく時きてみなうごく   西東三鬼

 

眼帯に死蝶かくして山河越ゆ   寺山修司

 

 

<川柳>

 

非常口セロハンテープで止め直す 樋口由紀子

 

 

もともと、定型短詩に興味をもったきっかけのひとつに

寺山修司の俳句との出会いがあるのですが、

それがもう、本当に衝撃的で。

 

読んだ瞬間に、バァーッとイメージが広がって

とても驚いたんですよね。

こんなに短い文字数なのに!?

って。

 

山頭火もとても好きです。

素朴で、本質的で。

真水のように胸にしみ渡ります。

 

むしろ、短い文字数だからこそ、ぎゅっと詰まっているというか。

もう、なんでもあるというか。

 

全能感に感動してしまって。

 

私が知っている、今まで使ってきた言葉の使い方と、違う使い方。

言葉の可能性に、はっとしました。

 

私はそこから、親近感を覚えていた短歌のほうに舵をきったのですが、

今でも5・7・5の定型短詩の、ダイナミックな切り口や

コントラストの強さには、魅力を感じます。

 

ピアニストの描く絵がとても良かったり、

画家の書くエッセイがとても素敵だったり

歌手がボソッと呟いたフレーズが真理をついていたり。

 

ときどき、そういうことがあると思うんだけど、

きっとそれは取り組んだアートのジャンルが違っていても、

アーティストが同じならば、

表現の源泉に通じるものがあるから

なにかぐっとくるんじゃないかな。

 

表現の出口が違うだけで、

ジャンルの違いがあっても

そのアーティストの共通項や持ち味が出てくるんだと思います。

 

もともと、作品として読むのが好きな俳句や川柳。

 

せっかくの機会なので、過度に苦手意識を持たず、

こうでなければならない、という縛りを持たず、

フラットな目で

その世界を覗いてみようと思っています。

 

 

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書肆侃侃房 発行 本多忠義 著 「転生の繭」 より8首

 

 

片隅に伸びた輪ゴムが落ちていてわたしはひとり残されている

 

諦めたような一声鳴き残し影さえ深くなりゆく鴉

 

雪が降り出しそうだった寄りかかり灯りのついた部屋を数えた

 

これもまた空の青さのせいだろうカブトムシ頭だけ残されて

 

僕たちは希望だ夏の坂道を転がり落ちてゆく石よりも

 

寄りかかる窓を探した夏空が記憶を擦り抜けて近付いて

 

蜘蛛の糸絡まり光り輝いてコスモスだけが伸びてゆく夏

 

青いとはあきらめること紫陽花のふくよかさから逃れて帰る

 

 

書肆侃侃房より、現代短歌の新しいレーベル 「ユニヴェール」 が誕生しました。

「ユニヴェール」 とは、短歌の、壮大な宇宙の意。

(ユニヴェールHP 参照)

 

注目の展開です。

 

 DSC_0304.JPG

 

今回は、こちらの 「転生の繭」 の歌集のなかで、私が特に好きな8首を

上げさせていただきました。

 

そのうち2首について、思ったこと、感じたことを書こうと思います。

 

片隅に伸びた輪ゴムが落ちていてわたしはひとり残されている

 

読んだときのなんともいえない、心もとない感じが印象的な歌。

片隅、伸びる、落ちる、ひとり…。

ひとつずつ重なっていく言葉が、周囲に漂う物悲しさをだんだん濃くしてゆきます。

 

本来、その柔軟性で物と物とを束ねたり

何かと何かをまとめたりする便利な製品であるはずの輪ゴム。

ところが、作中の輪ゴムは伸びきっていて、何かを束ねているわけでもなく、

ただ片隅に落ちています。

 

作中人物は、そんな片隅の伸びた輪ゴムが気になっている。

普通なら見過ごしてしまいそうな、なんでもない風景に思わず

相似性を感じ取ったり、おのれと照らし合わせてしまう、そのさがに共感しました。

 

感情って、まるでグラデーションのように連続的に変化していて、

喜怒哀楽では説明の付かない、とても微妙な、なんとも言い難いものもありますよね。

 

喜び、怒り、哀しみ、楽しみ。

 

言葉にした時点で、取りこぼされてしまった多くの感情を、

言葉で固めないまま、絞らないまま、省略しないまま、

この世にあらわすために詩歌はあるんじゃないのかな、と

この歌を読んでいて思いました。

 

 

これもまた空の青さのせいだろうカブトムシ頭だけ残されて

 

私、子供の頃はそんなことなかったのですが、

大人になってから虫、とくに夏の虫がなんだか苦手になってきたんですよね。

 

どうやらそれは、たくさん生まれて、大騒ぎして、たくさん死んでゆく

とても分かりやすい虫の生き死にの、生々しさに関係があるようで……。

 

誘蛾灯に集まってバチバチ焦げてゆく蛾。

たぎる田んぼに尻を付けて産卵するトンボ。

カラカラと音をさせて転がる蝉の死骸。

居住空間に唐突に、みっしり卵を産み付ける、腹の太い蛾。

カルシウムせんべいみたいな匂いのする、カゲロウ大量発生の橋。

猫に遊ばれたのか、道端に頭だけ転がっているカブトムシ。

 

この、虫に対しての 「なんか嫌」 な感じ。

 

でも、なんか嫌だなって、思っている虫の一生と、

ひとの人生って、いったいなんの違いがあるっていうのだろう。

 

夏の虫の、生き死にの、ダイナミックな一瞬一瞬。

 

要するにそれは人生の縮図なのかもしれない。

 

見上げると、なぜか惨めになってくるような見事な青空。

 

むせかえる夏の日々に

虫たちのクライマックスをあちこちで目の当たりにして

辟易しているだけなのかもしれない。

 

目を背けたいだけなのかもしれない。

 

虫はただ、ひとよりも分かりやすいだけなんだろうと思います。

 

ところで、皆さんは死んだカブトムシの目を見たことがありますか?

 

小さい頃に見た記憶なので、定かではないのですが、

少しツヤのある、まん丸な黒目だったように思います。

子供のように無垢で可愛らしい感じの。

 

あの目と、空の青さとの対比が、この歌を読んでいて

ふと浮かびました。

 

本多忠義さんの歌集 「転生の繭」 は書肆侃侃房より発売中です。

 

切なさ、哀しさ、やるせなさ…。そして、それらのグラデーションのなかに

ある、名前のない感情。

 

日頃、わたしも短歌で表現してみたいと思っている感情、風景が

読んでいて浮かびました。

 

同時刊行の 「パパはこんなきもち。~こそだてたんか~」 も、

また違った魅力がある歌集でした。

 

ご興味がわいた方は、ぜひ、ご覧になって下さいね!

 

 

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読後の感想は 「やばい」 というワードが浮かぶと思います。

 

19人の参加者が、大真面目に、真摯に、

自分のあらわしたいことを、

自分のあらわしたいように、

きちんとあらわしたやばさです。

 

じっくり、味わって下さいね!

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咲きながら散って流れてゆく桜ちいさな春の傷口として

                           

                            若草のみち

 

                                 

 

 

嬉しいお知らせです!

 

イラストレーターの安福望さんが、拙歌を絵で表現して下さいました。

人気ブログ「食器と食パンとペン」に載せていただいています。

 

偶然だとは思うのですが、なにかちょっと

作歌に対してモチベーションが上がらなかったり、

思い悩んだりしていることがあって、停滞気味のときに

安福さんの絵がバーン!!とTwitterのタイムラインに流れてきて、

その絵が、なんと、自分の短歌で、

「えっ!あっ!私の短歌だっ☆」って、

高揚するという出来事が

これまでに何度かあるんですよね。

プレゼントみたいに。

 

自分の創作を、だれかが受け入れて、さらに新たな創作になって

広がってゆく。

 

私は創作や表現、そして、それらからみなぎる大きなパッションが、

にんげんの営みのなかで、とても素晴らしいものだと思っています。

 

自分の短歌を、また違う切り口から、鑑賞者として眺めること。

それは作り手として、とっても幸せなことです。

本当に嬉しいし、また頑張ろうと思えるきっかけになります。

 

私は安福望さんの正体は、詩人だと思っているんですよね。

 

アップして下さっているブログの記事のタイトルが、

「花びらはかさぶたにならない」なんですが、

凄い。凄い!

 

わたし、歌をつくるとき、頭の中は映像なんですが、

そう!花びらはかさぶたにならないんですよ。

 

散って流れてゆく桜は、むしろ溢れ出る生命力のあらわれとして

感じ取っていただけたらいいな~と、つくっているときに思っていました。

 

短歌を絵にするって、たぶん、簡単なことではないと思います。

絵になればいいってもんじゃないというか…。

 

おなじものを見つめる、目線がないと

描けないんじゃないかな。

 

安福望さん、素敵な絵をどうもありがとうございました!

 

拙歌の絵は、2017年4月24日掲載分「花びらはかさぶたにならない」です。

ぜひ、ご覧になって下さいね!

 

安福望さん 「食器と食パンとペン」

http://syokupantopen.jugem.jp/?page=1

 

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ヒドゥン・オーサーズ寄稿者紹介・収録作品抜粋

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港の人 発行 村田マチネ著 「バベル」 より8首

 

 

切り取った秋空みたいないちまいを心に隠しもち冬に入る

 

「ここから」という標識につかまりてひたすら秋へ向かう空見る

 

晴れ渡る秋の一日だけ開く世界で一番小さな駅です

 

水撒きのホースより虹 乙女らは恋の算段 葉陰に揺れて

 

象の背に運ばれてきた温かな又厳かな涸れない涙

 

灰のなか燃え尽きなかった線香を自分自身のように探した

 

太古より変わらぬものを愛しめり 空を見ている人は憎めず

 

地上絵は向日葵でした天国へ昇って行った魂の見た

 

 

 

 

4月5日に港の人より発行された村田マチネさんの

詩集「バベル」を読みました。

 



短歌、変種短歌、詩、ショートストーリー、ミニマムストーリー、創作短篇で

構成されている、とても読み応えのある一冊です。

 

今回は短歌のなかで、私が好きな8首を上げさせていただきました。

うち、2首について、感じたこと、思ったことを書こうと思います。

 

「ここから」という標識につかまりてひたすら秋へ向かう空見る
 

この短歌を読んだときに、私も以前、踏切にあった「とまれみよ」という標識に

つかまって、しばらく動けなかった経験をしたことを思い出しました。

 

季節は、秋でした。

空が高く、澄んで、とても青かったのを覚えています。

近くの草むらで虫が鳴いていました。

 

空を背に佇んでいる「とまれみよ」の標識。

 

「そんなのは、わかっているよ」とでも言いたくなるような、

なんだか頼りなく、はかなげな気持ちになりました。

 

私は手っ取り早く

「とまれみよ」のその先のことを知りたかったのかも知れない。

 

自分のアンテナがキャッチした言葉、

何故だかどうしても気になってしまう言葉は、

その時の自分が必要とする言葉だと思っています。

 

普段もよく使っていたこの踏切で、

急に「とまれみよ」の標識が気になったのは、

振り返れば、人生のなかで、自分が「立ち止まっていた」時期でした。

 

上の短歌に戻ります。

 

「ここから」を鍵にしてこれからを考えてゆくこと。

空を背にした標識は、まるで啓示のように私たちにのしかかります。

 

だけど決して、作中人物は生活を、これからを、人生を、

諦めたり、投げやりにしてはいないと思うのですよね。

 

突然の啓示に、すこしは茫然としたのかもしれないけれど。

 

秋へ向かう空は高く、

空を見るときの目線は上。

 

静かに澄んだ空に、茫洋と広がっていく気持ち。

 

前向きとまでは言えないのだけれど

 

ひとつの言葉を鍵に

胸と空の模様を合わせてゆく時間というのは、

人生を振り返るときに

とても大切な時間なのではないかなと思いました。

 

灰のなか燃え尽きなかった線香を自分自身のように探した

 

素朴で、身近な題材で、飾りっ気のない歌。

歌をつくるときの目線に、とても共感できました。

 

とらえ方がいろいろある歌のように思いました。

 

真っ白い、灰になりつくした、つまり完全燃焼の線香ではなくて、

青々とした本体の残る燃えかすのほうを、自分と照らし合わせる。

 

しがらみのなかを生き延びた自分なのか。

まだ、なにかが不完全燃焼のまま、くすぶっている自分なのか。

燃え残った青い本体を活かして、これからも燃えてゆきたい自分なのか。

 

周囲が、燃え尽きるほど何かに注いだ熱意に対して、

煮え切らなかった自分の抱える劣等感のあらわれなのか。

 

短歌は、読者が完成させるという点が、いいところだと思います。

 

この歌を読むひとそれぞれが、どんな解釈をするのか。

それがとても楽しみです。

 

 

港の人発行 村田マチネさんの詩集「バベル」はただいま発売中です。

 

 

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ダンスほど、私に向いていない表現方法はないと自分で思っていて。

だからこそ、ダンスが出来る人がうらやましいです。

 

単なるないものねだりです。

 

感情や音楽をダンスで表現とか

からだが勝手に動き出すとか

そういうふうになってみたい。

 

パフォーマーを見ていると、

どうも考えるより先にからだが動いている感じがします。

詳しくないから分からないけれど、きっと考えていたら間に合わないのでしょうね。

 

気付いたら、踊ってた!

 

そういう体験をしてみたい。

 

ダンスを通して風や水、そしてその場の状況そのものになっている

表現者に思わず目を奪われます。

 

でも、私自身はいざやろうと思っても

ダンスという表現がどうもピンとこないし、感がはたらかない。

からだが動かない。

 

きっと表現や創作と、からだとの繋がりが、そんなに太くないのだろうと思います。

かなしいけれど。

 

表現の方法はたくさんあって…。

創作のジャンルもたくさんあって。

そのなかで、どうして自分は文芸だったのだろうと時々思うんです。

 

振り返ると、

小さな頃から本が好きで、気付いたらノートに言葉を綴っていました。

ちょっと変なくらい、読みたい本を前にすると、心臓が高鳴っていたんですよね。

なんだったんだろう。

 

気付いたら出てきていた言葉。

それらはつらなり、そしてひとつのまとまりになった。

タイトルなんて付けたりして。

 

自分ではこころの呟きだと、からだからポロッと出てきた言葉だと

思っていて、これらの言葉や文章に、とくに名前はなかったのですが

 

どうもこれらは、詩なんではないかとあとから気付いて。

 

やがて、短歌という、5・7・5・7・7でできた言葉の器を知って。

 

文芸をしようと思ってしたのではなく、

していたことに名前を付けるとしたら、文芸だった。

 

なにかそういう感じなんですよね。

 

好きな表現方法って、そういうものなのかも知れませんね。

縁を感じます。

 

私が所属している歌人集団「かばん」について。

 

かばんは生粋の歌人の集まりというよりは、

映像やカメラ、音楽、絵画、イラスト、川柳、俳句、脚本、

翻訳等々、それぞれのジャンルで才能を持っている人達が、

どこかのタイミングで短歌に出会い、そうしてたまたまこの場にいるというような

とてもユニークな集まりだと思っています。

 

共同体というより「集合体」 

集団というより「場所」というのが私の印象です。

 

面白いんですよ。

 

そういう人達がつくる短歌は。

表現って、根っこにそのひとの本質があるから、

どんなジャンルの表現であっても、

そのひとがそのひとであることが見えてきます。

 

付かず離れず、

刺激を受けて、

自分と縁のあった表現で、表現したい。

 

自分の、見えないほうのかたち。

そういうかたちが、あるように思うんです。

 

そういうかたちがあるからこそ、ひとはみんな

それぞれ、好きなものや、得意なことや、感じることや

性質や、体質が違ってくるんじゃないのかなと思っていて…。

 

見えないほうのかたちがどうなっているのかを

一度表へ出すことで、なぞって、探っていきたいと思っています。

 


 

☆Twitter あります!

ブログとの違いは、より日常的、よりフランク、よりとりとめのない点です。

どちらかと言うと、素に近く、コミュニケーションに重きを置いています。

ご興味のある方は、遊びに来て下さいね~!

 

【若草のみち Twitter】
https://twitter.com/kinouta00

 

☆若草のみち参加 

【ヒドゥン・オーサーズ】

どこにも属さないノ-ウェーヴの書き手たちの驚異の世界。  

(HP 惑星と口笛ブックス参照)

 

どうぞ、ご期待下さいませ!

 

<惑星と口笛ブックス>HP

http://dog-and-me.d.dooo.jp/wakusei_kuchibue/wakusei_kuchibue.html

 

 

    


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今 「ヒドゥン・オーサーズ」 という電子書籍のアンソロジー本の企画に

参加させて頂いていて、その準備をしています。

 

「ヒドゥン・オーサーズ」 は 「日本の現代の詩、俳句、小説の新しい才能、隠れたオリジネイター、不当に看過された書き手の作品を集めたアンソロジー」 (HP 惑星と口笛ブックス参照)

 

参加できて、とてもうれしいです。

 

執筆者は19名を予定。

 

小説、短歌、詩、俳句。

 

新しい作品、

それぞれのジャンルのなかでしか知られていない著者の作品を

<惑星と口笛ブックス>主宰者であり、

「たべるのがおそい」編集長であり、

小説家であり、翻訳家であり、作曲家であり、

そしてなんとあの、フラワーしげるでもある、

西崎憲さんがみなさんへ橋渡し。

 

なぜか既に、若草のみちの短歌をご存知で、御贔屓下さるかたも、

そしてこれから初めましてのかたも、

楽しんでいただける内容になると思います。

 

私は、この 「ヒドゥン・オーサーズ」 の短歌での参加者ですが

小説、詩、俳句のジャンルのメンバーの作品を早く

読みたくて、読みたくて、しょうがありません!

 

どこにも属さないノ-ウェーヴの書き手たちの驚異の世界。  

(HP 惑星と口笛ブックス参照)
 

このアンソロジーのコンセプトの、新しさとは、どういうことなのか。

 

私は参加者でもあるけれど、読者として、出来上がりが楽しみです♪

 

私は驚きたい。

未知なものに触れたい。

衝動に駆られたい。

 

今までにない視点。

このアンソロジーの、理由。

 

きっと我々読者の度肝を抜いてくれるんじゃないかと

期待しています。

 

近日中に刊行予定です。

ご期待ください!!

 

ちなみに電子書籍は、簡単に読める環境が整いますよ!

お持ちのスマートフォンや、パソコンで。

 

私は自分のスマホに、キンドルのアプリをダウンロードしています。

自分のパソコンでも、キンドルで読めるようにしています。

 

まったくの初心者ですが、環境づくりはとても簡単でした。

 

「あなたが忘れた道であなたに会う」 は西崎憲さんが

若草のみちに付けて下さったコピー。

 

本当に驚いてしまう。

 

まず、コピーの領域を超えているし、

このコピーが、存在より先にあったのではないかと思うほど。

 

このコピーを地図にして、

私の知らない私の正体を、表現を、見つけます。

 

「ヒドゥン・オーサーズ」

どうぞ、ご期待下さいませ!

 

<惑星と口笛ブックス>HP

http://dog-and-me.d.dooo.jp/wakusei_kuchibue/wakusei_kuchibue.html

 

 

Twitter あります!

ブログとの違いは、より日常的、よりフランク、よりとりとめのない点です。

どちらかと言うと、素に近く、コミュニケーションに重きを置いています。

ご興味のある方は、遊びに来て下さいね~!

 

【若草のみち Twitter】
https://twitter.com/kinouta00

 

    


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最近の自分のキーワードは

「責任」 です。

 

責任とは、明鏡国語辞典によると、

 

「まかされていて、しなければならない任務」

 

「ある行為の結果として負わなくてはならない責めや償い」

 

だそうです。

 

これを読んだだけで、うわ~っ (・・;) っと思って

距離を置きたくなるような言葉ですけれど (笑)

 

で、実際、放り出したくなるような言葉なので、

あえてブログに書いて、胸にとどめておこうと思って (笑)

 

以前、わたしは何かの本で、

 

「自分が置かれている状況は、自分がつくっている」

 

というような内容を読んで、

素直には受け入れることが出来ませんでした。

 

自分がここにいる事情や、状況は、やむを得ないこと。

自分にはどうにも出来ないことが大半だと。

 

自分が置かれている状況が、こんななのは、こうなんだから、

しょうがないじゃん、と思っていました。

 

人生って、流れているんだと思っていました。

だから、自分の人生なのに、全然参加できなくて呆然と眺めるまま。

 

そして、当然ながら、自分の人生に自分が携わっていないのだから、

思うような日々を送れない。

 

自分の人生を、自分の理想にそって、運営してくれる、そんな

お人好しはいません。

もし、そんな存在があるとしたら、

その代償は大きいし、自己の成長は、とどこおると思います。

 

ハンドルを握っていないので、どこへ行くのか、分からない…。

 

未来への漠然とした不安は、ここからきているように思います。

 

私は えい! って上京して、ひとりで生き始めたのが

ターニングポイントだったと思います。

 

よりリアルに、生きていくという実感がわいたし、

それまでの私の思っていた 「生きる」 は哲学もどきだったけれど、

より、地に足のついた 「生きる」 になって、

やがて 「生きる」 ということ自体を、考えることもなくなりました。

 

運よく、衣食住、どうにかなったけれど、

今じゃ絶対、行動にうつせません。

 

自分の人生に干渉するのは、誰なのか。

 

それは自分。

 

自分以外に、自分の人生を真剣に愛して、受け入れて、

より良くつくっていこうなんて思うひといるでしょうか。

 

(自分の人生を、真剣に愛して、受け入れて、より良くつくっていこう

と思わない自分がいたとしたら、まずそこから)

 

自分の人生をつくれるひとは、自分以外に、誰がいるのだろう。

 

こんな大事なことを、放棄して、流れのままに流されていったら、

いったいどこにたどり着くのだろう。

 

どうなるんだろう?

 

どうなるんだろう?

じゃなくて、どうするのか、どうしたいのか。

どこへ行きたいのか。

 

責任。

 

うわ~っ! と距離を置きたくなる言葉だけれど、

この言葉なしには、受け入れないわけには、いかない

ゾーンっていうのは、あるのだと思います。

 

流れていると思っていた人生は、ひょっとしたら、

自分で人生をつくっている人達の、道すじの、余波や、

あおりを食らっていただけなのかも知れない。

 

そういう、ひとの余波や、あおりに、なるがままに、漂って

流れのままに、浮かんでいただけなのかも知れない。

 

自分の人生の、コレジャナイ感って、ひょっとしたら、

他人の人生の一端を担っていたからなのかも知れない。

 

自分の人生なのに、放棄していたら、いつのまにか

他人の人生という舞台の、木の役、みたいなのを

してるだけだったのかも知れない。 (大げさ (^_^;) )

 

人生を自分でつくること。

 

すぐ漂ってしまうので、あえてみんなの読めるところに

書きとどめました。(笑)

 

 

 

最近は、ブログにしっかりとまとめられなかった

思い付きや、アイデアを、

Twitterでつぶやいています。

 

もしよかったら、

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よろしくお願い致します。

 

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