【世界一辛い料理を食べる】: ブータン | 世界あちこち散歩

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国内外の色々な所で見聞き・体験したヒト・モノ・コトを綴ります

数年前に訪問したブータンの料理は

「世界一辛い」と言われています。


私は激辛マニアでは無いのですが、

何でも試してみたいので、

当然チャレンジしました。

 

到着後初めてガイドに連れて行って

もらったレストランでは、

見た目も大した事無く、

実際それほど辛く無く、

拍子抜け。

 

 

どうやら、外国人は全員、

ブータン料理の辛さには

耐えられないと思っているらしく、

外国人向けに辛さが調整された

ものだった様です。

 

そこで、その後のレストランでは、

ガイドにお願いし、店側に

「くれぐれも辛さを調整せず、

現地人向けと同じにして欲しい」と

伝えてもらいました。

 

すると。。。

 

 

見た目的にも、一挙に辛そうに

なってきました。


味ですが、「激辛」と言う程では

ありませんが、何にでも唐辛子が、

しかも丸ごと入っていたりします。


個人的には、どちらかと言うと、

唐辛子の辛さよりは山椒系の痺れ

の方がインパクトがありました。

 

「世界一辛い」の根拠はおそらく、

「世界一辛い素材を使っている」

という事では無く、

「料理が満遍なく辛い」点に

おいて世界一なのだと思います。

 

実際、ブータン人の唐辛子の消費量

は半端ない様で、市場には様々な

種類が大量に売られています。

 

 
 

東京にもブータン料理のレストラン

がありますので、興味のある方は

是非訪問してみて下さい。

(辛さは日本人向けに調整されて

いるみたいです)

 

余談ですが、昨年、東京のある

中華料理店で、「激辛餃子」に

チャレンジしました。


餃子5個を1分以内に食べると、

代金600円が無料になるという

ものでした。


ブータン料理の辛さにも

負けなかった自信があったし、

量的にも大した事は無いと

思ったのですが、

思わぬ「仕掛け」があり、

一分以内ではたった1個半を

食べただけで完敗しました。

 

 

この餃子、辛さも確かに

「激・激・激辛」位辛く、

全く笑ってしまうのですが、

調理している人がずっと咳き込んで

いるのがキッチンの方から聞こえて

来ていましたし、運んできた人も

むせていました。

 

でも、最大の敵は、

「激熱」だった事です。


油で火が出る程ぐつぐつに焼いた

餃子を激熱の鉄板に乗せている

のです。


ですので、仮に全く辛さが

無かったとしても、急いで食べたら

唇、舌、口内、喉に大やけどを

負う事になります。

 

これはさずがにずるいと思い

ましたが、別に600円が惜しくて

チャレンジをしていた訳では

無いので、制限時間終了後、適度

な温度に冷まして、ゆっくりと

堪能しながら完食してやりました。