前回:足底筋膜炎のリハビリ①
足底筋膜炎のリハビリ、
前半は休養の取り方・柔軟性改善の
ポイントを説明しました。
今回は、動けるようになってからの
トレーニングを中心に話をしていきます。
③.非機能的トレーニング
歩行時の痛みが落ち着き始めたら、
足底部を正しく使えるようにリハビリを行います。
足底筋膜炎を起こす原因の一つに、
足趾(足の指)が上手に使えていない場合があります。
例:足趾間が狭いため体重分散ができていない
体重が外側or内側どちらかに偏っている
足底で体重を効率良く受け止められるように、
足底の機能を正しく整えていきます。
★クロスサポートメカニズムの安定
クロスサポートメカニズムが正しく機能するように、
足底部のバランスが崩れやすくなり、
足底筋膜への負担が大きくなります。
ストレッチなどと並行して、
足首周辺のトレーニングを取り入れましょう。
関連記事:クロスサポートメカニズムとは
外反(腓骨筋)
内反(後脛骨筋)
④.機能的トレーニング
足底の痛みが落ち着いて競技へ復帰する時期になったら、
全身を使ってトレーニングをしていきます。
実践形式に近いパフォーマンスアップ・再発防止です。
ここでの注意点は、
痛みが無くなった状態で取り入れる事です。
目的:全身を使ったジャンプ力強化
バネのあるしなやかな筋肉が身につく
パワーポジションの意識付け
目的:全身のバランス強化
★全体を通して注意が必要なこと
足底筋膜炎を予防するためには、
日常生活での歩き方にも注意が必要です。
〜歩き方のポイント〜
①.すり足で歩かない
②.歩幅を大きくする
③.体をリラックスさせる習慣づけ
足を地面から離して踵から着地し、
できるだけ歩幅を大きく歩くことを意識しましょう。
そうすることで、足底を正しく使えるようになってきます。
※日常生活での話になるので、
競技のベース作りと認識してください。
また、体をリラックスさせることで足の緊張を緩め、
疲労が溜まりにくくなります。
長々と足底筋膜炎のリハビリを書いてきましたが、
紹介するとキリがない亮になってしまいます。
もちろん、
症状によってリハビリの内容は変わってくるので、
あくまでも一般例として紹介しています。
足底部は特に感覚に優れている部分ですので、
ただ痛みを抑えるだけでなく、
感覚を研ぎ澄ますことが求められます。
何種類か抜けているケアがあるので、
次回から数回に分けて紹介していきます。
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