今回から、
日常生活や競技復帰に向けたリハビリの話をしていきます。
膝の靱帯損傷が判明してから
リハビリを開始するまでの流れを、軽く触れてみます。
〜リハビリを開始するまでの流れ〜
精密検査によって損傷の状態が分かったら、
治療計画を立てます。
靱帯損傷の治療は大きく2種類に分類できます。
①.保存療法
靱帯の損傷が軽度であれば、
ギプスやサポーターで膝を支え、安静を保ちます。
※膝動揺性抑制装具↓
装具を着用して、早期から痛みのない範囲で
可動域訓練を行い、筋力低下を最小限に抑えます。
※場合によっては痛みの緩和と安静を目的に、
ギプス固定を行うこともあります。
後十字靭帯や側副靱帯損傷は保存療法で治癒しやすく、
多少の痛みであれば生活やスポーツに
支障をきたすことは多くありません。
しかし、前十字靭帯は治癒する可能性が低いため、
痛みの程度や年齢によっては
手術を選択することもあります。
②.手術療法
前述した前十字靭帯損傷や、
重症である靱帯断裂の場合は、
手術に踏み切るケースもあります。
手術には、自分のハムストリングスや
膝蓋靱帯を用いた再建術が一般的で、
関節鏡を用いて低侵襲で行います。
このように2種類の治療法がありますが、
これ以上深くは触れません。
今後のブログでメインになるのは、
動けるようになってからのリハビリについてです。
ポイントにするのは「競技復帰・再受傷予防」になるので、
①.体のアライメントを整える方法
②.筋力強化や動きの改善
この2点を中心に話を進めていきます。
まずは、
アライメントを整える方法を数回に渡って
紹介していきます。
関連記事:膝靱帯損傷〜リハビリの流れ〜
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