肩こりのリハビリ⑤です。
今までのストレッチは基本的に、
道具を使わずにできる方法を中心に紹介してきました。
今回紹介する「前鋸筋」ですが、実は、
バランスボールを使うと簡単にストレッチできます!!
普段意識しにくい筋肉ですが、
動きが出ると多くのメリットがあります。
まずは解剖学の話から(^_^)
〜前鋸筋の役割〜
大胸筋の下にある筋肉で、
肋骨を取り巻くように前から後ろに走行する筋肉です。
肩甲骨の外転と上方回旋に関与し、
前鋸筋の部位によって作用が変化します。
様々なスポーツで活躍し、投球やバスケのシュート、
パンチ動作などを大胸筋と共に行っています。
前鋸筋が硬くなることで手を挙げにくくなったり、
小胸筋や広背筋などの負担になります。
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いざ、ストレッチ!!
①.バランスボールに仰向けで寝る
〜Point〜
ボールの中央に腰の軸が乗るようにセットする
②.軸を崩さないように体を斜めに捻る
③.腕を上げて脇腹を伸ばす
〜Point〜
軸から上を伸ばすイメージでストレッチする
腰が曲がると前鋸筋が伸びにくくなるため注意する
★一連の動き
★アクティブストレッチ
ボールと腰の軸をずらさずに反動を付けて前鋸筋を伸ばす
★ストレッチはどれくらい伸ばすのか?
筋肉の伸ばし方を知っていても、
「どの程度伸ばして良いのか?」が
分かっていないと勿体ないです。
ストレッチ全体に共通する事なので、
ポイントを載せておきます。
・ウォーミングアップの場合
→軽く反動をつけて20回×3セット
・クールダウンの場合→息を吐きながら20秒×3セット
・痛みが出るまで伸ばしきらない
急性期の肉離れなどではストレッチをしない
前鋸筋は活躍の幅が広いだけでなく、
周辺の筋肉へ影響を与えることが多くあります。
筋肉自体は僧帽筋の様に大きくなく、
大腿四頭筋の様に厚みが無いため、
なかなか知らない方も多いのではないでしょうか?
前鋸筋の役割を言い換えると、
他の筋肉を連動させる潤滑剤みたいな働きです。
小さくて存在感が無いと言って、侮れない筋肉ですね(^_^;)
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