肩こりのリハビリ④です。
今回の筋肉は「肩甲挙筋」です。
肩甲挙筋は、
前回紹介した僧帽筋と密接に関わる筋肉の一つです。
まずは解剖学の話からしていきますが、
読むとその理由が分かると思います(^_^;)
〜肩甲挙筋の役割〜
僧帽筋の下にある細い筋肉で、
肩をすくめる動きや頭を横に倒す(側屈)作用、
首を後ろに傾ける動き(後屈)があります。
痛みの特徴は、首の付け根にコリ感や痛みがあることです。
首の付け根が痛むため、後ろを振り向きにくいなどの、
日常生活で不調を訴える事が多いようです。
負担がかかりやすいのは僧帽筋と同じく、
デスクワークが代表です。
それ以外にも、運転や電車内での睡眠など、
長時間同じ姿勢を取るときに負担がかかります。
僧帽筋の下にあるため、
僧帽筋の張りなどで圧迫を受けやすい
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いざ、ストレッチ!!
①.伸ばしたい筋肉と反対に頭を倒す
〜Point〜
手を使ってやや斜め前に頭を誘導する
勢いよく伸ばさない
②.頭を横に倒したまま腕を同じ方向に伸ばす
〜Point〜
肩甲骨が頭から離れるようにする
(肩甲挙筋は肩甲骨の内側に付いているため)
★一連の動き
★ストレッチはどれくらい伸ばすのか?
筋肉の伸ばし方を知っていても、
「どの程度伸ばして良いのか?」が
分かっていないと勿体ないです。
ストレッチ全体に共通する事なので、
ポイントを載せておきます。
・ウォーミングアップの場合
→軽く反動をつけて20回×3セット
・クールダウンの場合→息を吐きながら20秒×3セット
・痛みが出るまで伸ばしきらない
急性期の肉離れなどではストレッチをしない
今回のストレッチは非常にシンプルです。
「ながらストレッチ」の一種と言えると思います。
似たようなストレッチや同じ環境でできるストレッチは、
比較的組み合わせがしやすいものが多いように感じます。
原因の筋肉だけをケアするのではなく、
周囲の筋肉までケアすることが望ましいです。
例えば、僧帽筋→菱形筋→肩甲挙筋・・・と言ったように、流れを組んでみると楽にできると思います(^_^)
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