『源氏物語』「空蝉」巻【空蝉と軒端荻】朗読 | わたる風よりにほふマルボロ

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美しい和歌に触れていただきたく。

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リーディング短歌書き下ろしサービス

リニューアルしました^^

 

『源氏物語』を題材に心理学講座を開催。

第14回講座は3月3日、10日

東京対面講座とオンラインで予定。

その後のスケジュールはこちら

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子宮系歌人 梶間和歌です。

 

 

昨日の『源氏物語』的心理学講座

取り上げた「空蝉」巻の一部、

光源氏が空蝉とその義理の娘を

垣間見る(覗き見する)場面の朗読動画です。

撮影は昨日ですが^^

 

「言ってしまえば不美人である」とまで

言われてしまう空蝉が、

かわいらしいと描写される軒端荻より

光源氏に好感を持たれていること。

 

興味深いですね。

 

 

女がいくら口では

「収入の高い男がいい」

「イケメンがいい」

と言っていても、

なんだかんだ本当にモテるのは

雰囲気イケメンです。

 

女性にも同じところがあるでしょう。

 

もちろん、空蝉が光源氏に好かれたのは

身のこなしの慎ましやかさだけが

理由ではなくて。

「この俺を振る女がいるなんて」

というプレイボーイのプライド、

狩猟本能が刺激されたから

というところもありますが。

 

なぜ空蝉が光源氏に惹かれながら

易々と彼になびかなかったのか

というところまで考えると、

身のこなし、自分の見せ方に見える

彼女の賢さと

共通のところに答えが見出だせそうです。

 

講座の再演リクエストも

承っておりますので、

ご興味のあります方はぜひ^^

→☆「第13回『源氏物語』的心理学講座

 ~私の決めたしあわせの形~」