日本対NZ

テーマ:

初めて、All Blacks を生で見ました。

リッチー・マコウも15m先ぐらいで見えたし、

ダン・カータープレイも見れました。


ありがたいかぎりです。


試合を超簡単に言うと


セットプレーで日本が健闘できた時間帯はいい試合になった。


です。

前半の前半は

スクラムやラインアウトで相手ボールを取るなど

セットプレーで健闘できました。


このため、均衡した感じがあります。


スクラムはNZが高い姿勢から斜め前下に落とすように

体重をかけて組み、組んだ瞬間低く沈み込む

お手本のようなスクラム


対する日本は初めから低い姿勢で上に突き上げる

ような姿勢で組むスクラム。


次第にコントロールできなくなっていきます。


また、ラインアウトでは、試合開始からは相手ボール

を取るなど健闘しましたが、PGの際にリッチー・マコウ

がレフリーと話した後のラインアウトで、レフリーが

日本とNZのFWどおしの間隔を1m以上をあけるように

言っており、それから日本がラインアウトでからめなく

なった。


状況からだが、リッチー・マコウがレフリーに間隔が短い

旨をアピールしたのではないか?と推測している。


これらもあって、次第にセットプレーで互角に戦えなく

なってきました。


日本の攻撃のほうは、ラックで球出しが出来ないのか

初めから、ラックに人数をかけます。

このため、単発の攻撃が抜けなくて次数がかかるように

なると次第にFWがいなくなり、ボールのリサイクルが

できづらい状況になってきます。


そこでボールをまわすものですから、ノットリリースザ

ボールになります。


ボールの真上、いいところにきっちり二人目(ボール

キャリアーの次)が入るとそれほどボールを取られない

ように思うのですが、作戦なのか感覚なのか、とにかく

ボールの真上に入らず、二人で入るのでやっぱり人数が

かかっていました。


日本代表のいいところはDF[で順目を埋めるスピードが

すごく早い。です。

全力で埋めに行くという感じです。


同志社も順目を埋めるのが早くなってきましたが、

今日のを見るとまだまだそこはあげられると思います。


NZはやはりFWのパスがうまい。

FWでも同志社のBKよりうまいんじゃないか?と思うような

パスをほおります。


また、相手のDFのすぐ近くでもハンドリングがFWでも

正確であまりプレッシャーにやられないです。


やはりレベルが高いです。


また、ほかに思ったのは、

全力でプレーしない時もある。です。


スクラムハーフのボックスキックなどは

ゆったりしたフォームからあげます。


せかせかしたところがない。

FWの間を割ってこられないという安心感が

あるのかもしれませんが、ゆっくりできる

ところはゆっくりする。


もちろん、ピンチやチャンスの時には、

全速でフォローします。


前に出たときの判断が正確で

相手がおいつかない早いタイミングで

次につなぐ(だけフォローが早い)ので


チャンスになると一気に持っていきます。


このへんも”プレーに緩急”があると

感じるところです。


以前、宮本前監督にうかがった話で

同じNZ出身のトニー・ブラウンはタックル

が目立つけれど、回数はそれほど多くない

目立つところできっちりといいタックルをして

ターンオーバーまで持っていく。

と言っていたのを思い出します。


無駄な力は使わずに”ここぞ”という時に

全力以上を出すようにする。


そういう意識と”ここぞ”の見極めができない

プレーヤーはNZで上のレベルでやれない

のでしょうね。


とにかく、フォローなど、ボールを持っていない

時の動きにはまだまだ差があるなと思って

みていました。


後半には日本のペナルティーの際には

何度もスクラムを選択されます。


これはスクラムでNZが優勢であったことと

ラインアウトモールのDFについては、結構日本

がやれていたからだと思います。


試合終盤にはキックにより2トライされますが、

その時のFB(あるいはFBの代わりに最後尾に

入ったプレーヤー)の位置については疑問に思います。


ボールのすぐ内側からボールの展開にしたがって

展開する方向に動いていく(前にはいかない)


FBがタックルに入ったらほかのプレーヤーが

すばやくFBの位置に入って同じように動く。


プレッシャーはあったとはいえ、セオリー

どおりが出来ておれば、あんなに簡単に

キックでトライを取られなかった。


①相手がDFラインが一列に並んでいて、キックを転

 がしても処理する選手がおらず、

②前に出て相手DFラインに近づいて=相手が前に

 出てきて背走出来ないタイミングで、

③間を抜いてインゴールに少し入るキックをする


かなりの確率でトライになるという見本だったと

思います。このように条件がそろうと

キックをインゴールに転がすのは

すごく有効です。


同志社の渡邉君もよくインゴールにキックを

ころがしますが、特に③についてはイメージが

違います。少しキックが長いように感じます。


All Blacks を見て、プレーについて判断も

スキルも体力も全てそろっている選手たちの

集まりだな。と思いました。


日本はセットプレーを更に磨いて、

ブレイクダウンのところからラックに至るところ

までをもっとレベルアップすることが必要に感じました。


自国でW杯を開催する時までには。


DSNはこちら

http://d-support-network.net/