対抗戦の同カードは見ていないのですが、

筑波が勝ったのだとか。


帝京は自分たちのやることをやれば、

大丈夫だというようなコメントを決勝前に

していたようです。


2~3年前から帝京の力は抜けていて、

昨年優勝を逃さなければ、4連覇どころか

5連覇、6連覇と続きそうと思っていました。


その抜けた帝京が対抗戦で負けて、かつ

自信満々、修正してくることは簡単に予想

できますし、今の帝京に連勝できる大学の

チームもない。


いざとなればFW戦を挑めば勝てますし、

試合の主導権も握れます。


筑波は対抗戦優勝は得たが選手権は取る

ことはないだろうなぁと思っていました。

筑波に厳しい試合か?と思ってTVを眺め

ていました。


試合開始後、帝京BKはボールが手に着かない。

しかし、筑波BKも手に着かない。

失礼ながら、格下がミスしていると勝てるわけが

ないと、私から勝敗に対する興味が失せていき

ました。


筑波はFW戦でも後手を踏み、攻防とも1対1で

若干押し込まれる状況でした。

攻撃では押し込まれるのでボールを確保できない。

連続攻撃が出来ないので、素晴らしいBKが抜けかける

のですが、決定的にまでならず。

(筑波BKはFWがあれだけ押し込まれていて数的不利

なのに抜いていくのはすごかったですね。)


DFでは、押し込まれるため、ポイントに寄ってしまい、

通常は外のCTBがいるぐらいのところに大きなスペースを

与えて、そこを走られていました。


さらに、レフリーからラックでの注意が筑波にされる。


これが逆に作用したのか、DFで取れないラックを

筑波が捨てだして、スペースを与えず、少しFWで

対抗できるようになった。


筑波FWは、押されているのに攻防とも姿勢が高く

それでは小さいFWは大きな帝京FWに対抗できないよ。

と思いながら見ていました。


ところが筑波がトライを取れたところから、筑波FWが

低くなり、相手FWに対抗したり、ボールを確保できたり、

DFではターンオーバーが出来るようになりました。


この時点で12点ビハインド。

以後は拮抗後、帝京の連続トライ。筑波のトライと

続きますが、勝負ありました。


帝京のFWと5分近くにやれないと、帝京には勝負に

なりませんね。



帝京大学の身体づくりや環境については、素直に

学ぶべきところが多いと思っています。


少なくとも、昨年夏合宿のアイスバスの写真を見る

限り、ある4年生のおなかに贅肉がついているのが

見て取られ、6月末からの自主トレをさぼったのが

良くわかる状況で、関西6位に沈んだ同志社としては


見習うべきだと思います。


今は一昔前と違い帝京や東海などのチームは

プロ並みの環境にあります。

それを好きでない方はおられるのは構いませんが、

現状の大学ラグビーのトップレベルは、実質トップ

リーグの下部組織化していますので、学生だから

学生らしくというのは、今となっては時間は巻き戻

せないと思います。


学生らしくしたラグビーなら、同志社も結構な投資

はしています。程度の問題です。


トップリーグの下部組織が”大学”になっていること

は健全な状態ではないとエディー・ジョーンズさん

が言っておられ、改革をしたいようです。


しかし、1人の代表監督の意見でそう簡単に高校の

有力選手が大学ラグビーに行かなくなるとは思えない

し、なるとしても10年単位の時間が必要になると思い

ます。


日本ラグビーのレベルアップのためには、ユース世代の

実力向上がかかせません。エディーさんの考えがどうなる

かはわかりませんが、しばらくは大学ラグビーの”プロ化”が

強化に必要に思います。

プロ化が嫌いな方は多いでしょうが、これが現実です。


また、帝京のようなラグビーは日本が海外と対戦する

時にできないのだからやるべきではないという意見も

あります。


国内で強いFWを全面に出すチームとあたったことも

なく、海外といきなりやっても勝てないでしょう。

国内で帝京を止められない選手が、海外で南アFWを

止められるわけがありません。


海外と戦う日本という意味で、FWを前面に出したラグビー

を批判するのは全くナンセンスです。

私も今年はともかく、これまでのFWを前面に出した帝京

ラグビーは好きではありません。しかし、強いことは認め

ます。



プロ化ということでスポーツと金銭についてですが、昨年

はロンドン五輪で日本のメダルラッシュがありました。

原因はどうも、スポーツ関係の予算増とトレーニングセン

ターの整備だそうです。


お金をかけても、強くならないことはあります。お金を

かけなくて強くなるのは年が進むごとにかなり難しくなっ

てきています。


そういう意味で、リクルートが比較的うまくいったためか

ファンの意識が、来期の同志社はうまくいきそうと楽観論

が強そうなのは凄く心配です。


今期の反省点は

①昨期の帝京戦の善戦で楽観論が強く、ゆるんだ

②身体づくりが遅れて不十分だった

③DFの判断があがらなかった

④フルタイムコーチに支払うコーチ料の額

ぐらいを思っています。


①②は今季もやってしまいそうで、心配です。

④は以前にも書いたかもしれませんが、近大のミルステッド

コーチは1年3000万円と噂されています。

関学のマコーミックコーチもトップリーグの指導者からの転身

で安いはずがありません。

大丈夫ですかね。


DSNはこちら

http://d-support-network.net/