正直、ホッとしました。

大きい立命館相手にまずい試合運びをすると・・・

と思っていました。


試合は立命館の弱点を突き

同志社が勝ちに行った感じがありました。



事前に考えていた立命館については

以前ブログで書かせてもらいました。

http://ameblo.jp/wajima-88/day-20111101.html


①ターンオーバーからの失点が多い。

②外側で抜かれたトライが多い。

③キックに対応していない布陣をしている。


同志社のトライやトライ直前までのシーンはほとんどと言っていいほど

ターンオーバーから外に振ったものでした。


③のキックに対応していない布陣はこの試合に関しては

立命はこれまでとは違っていました。

FBも少しオープンのWTB側に寄っていたし、ブラインドのWTBが

下がってもいました。

蹴りこむ広大なスペースがあったわけではなかった。


それでも、そんな布陣をあざ笑うかのように立命BKの上を越して

陣地を取る正海君のキック、キック、キック。


相手がキックに備えても無駄であった。

それほど素晴らしいキックでした。

「やっぱり正海君ってすごく能力高いね」と思ってみていました。


立命キック処理とラインDFの間があると見れば

裏に転がし、相手の裏をとっていたので、安心して見ていられた。


立命の攻撃はこれまた上記ブログで書かせてもらったとおり、

ボールを出し、当たったところにFWを入れてすばやくリサイクルして

外を快速BKが攻めるもの。


ボールを出し、当たるところを同志社がいい出足で足をかいてプレッシャーを

かけるので、素早くリサイクルが出来ず、BKに回しても同志社DFが崩れていない

ため、スペースがない。

逆に同志社DFが前に出てきてスペースがないため、ノックオンなどミスをする。


他の掲示板で立命BKの攻撃が単調と書いている方がおられたが、単調にみえるぐらい

DFがしっかりしていた。

少なくとも開幕に立命と対戦した関学は素早いリサイクルに対応できていなかった。


立命を単調に見せた同志社DFが良かったと私には思えましたた。


展開できない立命は大きなFWで得点するためには同志社陣奥に入りたい。

そこでハイパントをするも、これまで関西リーグで展開で戦えて来たため

準備不足で、10mオフサイドなどをし、あまり有効に陣地を取れなかった。


結果、立命は自陣で戦う羽目になりました。


大きなFWが自陣で力を出しても得点は増えません。


拮抗しながらも、同志社がターンオーバーからを中心にトライを重ねていきます。


スクラムでは、同志社がかなり優位でしたが、立命は自軍に有利に組めない場合は

落としていました。それをレフリーが取らなかったので。


立命がうまく組む スクラムが安定。

普通か同志社が優位に組む スクラムが落ちる


となっていました。 立命が押され気味ながらスクラムで耐えられたのは、

レフリーが落とすことを放置したためだと思いました。


ラインアウトも失敗もありましたが、まずまずでした。


しかし、やはりブレイクダウンでは若干不利であったため、

継続が難しかった。


押しながらミスでトライを取れなかったり、ラインブレイクしかけて

絡まれたりは、同志社のフォローが遅れた面もあるが

それもブレイクダウンでの不利があったためだと感じています。


それでも相手の弱点をきちんとつければ、今の同志社は、

立命に完勝できます。陣地はほとんど立命陣でした。


いいDFをしていたと思います。


後半立ち上がりトライを取ってかなり勝利が近づいたと思いました。

選手もそう思ったのでしょう。

目に見えてFWの運動量が落ち、DFで順目をうめずボールを目で

追うようになりました。

結果、立命はトライを取ります。


トライを取られた後は、スタンドの控え部員からも順目を埋めるように

声援(?)が送られていました。

声援にこたえて気持ちを入れ替えた同志社がいいDFを取り戻しました。

関学戦の反省から、やられだした時こそ集中してDFしてくれたのは

大変良かったと思います。


関学戦の経験が肉となっていたのでしょう。

勝って反省はいいですね。


前半を見て、80分気を抜かなければ、ノートライに抑えられるかもと

思っていましたが、次以降に期待となりました。

次の試合は前半だけでなく後半も当たって足を掻いて押し込んで

もらえればと思います。

前半は押し込んでいましたが、後半は少しゆるんでいたようです。


立命戦の勝利は大きなFWに対抗した同志社FW特に前5人が殊勲かな

と思います。

日野君のタックルもしびれました。


立命を相手陣奥に釘付けにした、キックでの作戦勝ちも鮮やかでした。

自陣から回して体力を消耗して、フィールドポジションの悪いところで

相手FWをとめることを想像するとやはり作戦勝ちであったと思います


ターンオーバーで素早く攻めたのも相手弱点を突く作戦勝ちでした。


今後は、ブレイクダウンとフォローのタイミング、ワークレートを更に磨いてください。



ちなみに森脇君のキックパスがタッチに出たので、蹴らないほうがという意見があり

ます。あの場面は、スペースはありましたが同志社のプレーヤーが立命より少なく、

外側の選手にキックパスをして、外の選手が走るというもので判断は悪くない、というより

むしろいいものでした。

ただ、森脇君は他にもキックオフでダイレクトをしたり、あまり立命戦ではキックが

いいあたりでなかったため、うまくいかなかったものです。


キック自体が必要ないとする考えはあまり良いとは思えません。

キックをしなければ、相手はキックをケアすることもなく、ランとパスだけケアしておけば

いいのでとても守りやすい。

立命のように近場のDFが堅い場合は、対応が難しいキックで崩して、それから、ランやパスをするのが

とても有効です。


相撲でいう出し投げです。それで決まり手にもなりますが、崩し技でそれからの寄り(ラン)や投げ(パス)も

ある。キックってそういうものだと思います。

相撲でもラグビーでも強い相手は崩してからでないと勝てないです。


春の関学戦では、森脇君のキックが実に効果的でした。その後のファミリーの会でも

宮本監督がほめていました。

場合によってはキックが有効です。


最後になりますが、

宮島君の端から入れたプレースキックはしびれました。


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